2016年05月10日

タブレットで修学旅行にGIS‐「GIS NEXT」2016年4月号

 GIS(地理情報システム)関係の業界誌、「GIS NEXT」でインタビューをしてもらいました。
 3月の日本地理学会で発表した沖縄の「デジタル地図帳」についての話題や、いろんなところで自虐的にお話させてもらっている「砂利道バイク」理論(ネット接続も、機材もガタガタな公立高校でデジタル地図を走らすには独自のノウハウが要る。サーキット”(大学・研究室)のやり方をちょっとコンパクトにするくらいでは太刀打ちできない)等を、述べております。
 「注目の応用研究」というサブタイトルが、ふさわしいのかどうかはさておき、エンジニアさんや、専門性の高い企業関係者の方に、学校教育の本音がちょっとでも伝わればと思います。

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〇記事はこちら next2016-4.pdf
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2016年05月09日

「デジタル地形図」を授業に生かす(山川出版:「地理の研究」 2016年4月号)

 山川出版の教員向け論集、「地理の研究」です。
 「地図・古地図」特集ということで、デジタル方面の現状と展望を書かせてもらいました。
 ちょっとスキャンが荒いですが、PDFにしました。

 今や懐かしの前任校時代の「デカ地形図」(現任校でも作ってますが)から、最新の「記事×地図アプリ」@沖縄まで、あまりお金をかけずに教材化できるものをカタログのように並べてみました。終わりの方でちょこっとだけ、意見を述べさせてもらいました。「古き良き”紙の手作業か、最新の”デジタルか?」という二者択一的な議論。何はともあれここから抜け出さないと行けないなあと常々思う次第です。

 紙で見ようが画面で見ようが、地形図は地形図(あえて原語に忠実にとるならば「地勢図」)です。等高線やら地図記号やら、テクニカルなところにばかりこだわらずに、「地図から考える」「地域の特色や仮説を地図に絡めて述べる」とはどういうことか、それを教えるという事はどういうことか、「プロパー」でない人でも納得づくで教えられるようにカリキュラムなり実践例を積んでいく必要があるやに思います。
【引用文献用書誌】
伊藤智章(2016):「デジタル地図」を授業に生かす,歴史と地理(693),13〜21頁.

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2016年05月01日

オンラインの古地図をオフラインの「デジタル地図帳」へマニュアル(加筆訂正版)

前回アップしたマニュアルで、一部不備がありましたので、加筆訂正しました。

 切り出した旧版地形図画像を「地図太郎」で開いた後「印刷イメージの作成」機能を使ってGeoTiff(位置情報付き画像ファイル)を作成するように書きましたが、その方法だと、位置情報がずれてしまう事がわかりました。ただ、この機能自体は、大判印刷等をする際には便利なので、そのまま残しておきました。あくまで個人の利用や、学校の教材として(DIG=災害イメージゲーム)使う場合にのみ使ってください。

 表示画像の範囲に限って、画面をそのままGeoTiffファイルとして保存すれば、このような問題は発生しません(旧版地形図上に、ピタッと現在地が表示されます)。

 測地系の違い?と一瞬疑ったのですが、WGS84測地系でタイル化された画像なので、それはなかったようです。もし、前回のマニュアル通りにやっていただいて、「ずれるなあ、おかしいいなあ・・・」と悩んだ方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんでした。
posted by いとちり at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月30日

オンラインの古地図をオフラインの「デジタル地図帳」へマニュアル

 インターネット経由で旧版地形図や空中写真を閲覧することが出来る「今昔マップ」が、「カシミール3D」で閲覧ができ、画像を切り出して位置合わせもできると聞き、さっそくマニュアル化してみました。
 作業は多少面倒ですが、紙地図をスキャンして、位置合わせしてといったところを考えると、相当な省力化です。Geotiffファイルにして以降は、前回書いた熊本復興支援のマニュアルとほぼ同内容ですので、そちらをご覧ください。
posted by いとちり at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

被災地支援デジタル地図帳マニュアル(1)地理院地図の切り出し

 このたびの大地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。

 離れたところから、出来る事は限られてはいますが、最近行っている研究が少しでもお役に立てればと思い、マニュアルを作成しました。国土地理院の地形図を切り出して、大判の地図にしたり、タブレットやスマホで持ち歩く方法です。町内会単位の被害状況把握等にお使いいただければと思います。
 背景地図は、「地理院地図」の他に、「Open Street Map」や、空中写真(被災前)でも行う事ができます。
使用するソフト/アプリ

 地図太郎Plus(東京カートグラフィック社)
 PDF Maps(iOS用、Android用あり)
   Drop Box
   (Android)

 「地理院地図」と「標高区分図」を組み合わせることで、このような地図帳ライクな地図を描いて持ち運ぶことも出来ます。
kumamoto.jpg
aso001.png

posted by いとちり at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする