2016年08月30日

【地図化すると・・・】2.もくじ

 たくさんの反響、ありがとうございます。
 9月10日発売です。

 ゲラに赤が入っている状態ですが、目次の画像をアップします。
 だいたいこんな感じの内容です。地理Bの教科書の構成に沿う形で、今どきの話題と統計を地図化して行ってます。高校地理を習わなかったという方は新鮮な、習った方には「ほう」と思える、同業の皆様には
「ニヤリ」としていただける内容ではないかと自負しております。
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2016年08月29日

【地図化すると…】第1報 単行本9月10日 On Sale

  2冊目の単行本となります。
 ベレ出版さんより、9月10日に発売です。


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 『地図化すると世の中が見えてくる
     ―地図で読み解く現代世界』
といいます。

 ついこの前、慌てて校正の修正を出したと思ったら、週明けに印刷にかかるそうで。

 高校教師が書く本なので、中身はやっぱり高校地理にどっぷりですが、高校で全然地理をやってないと(でも、なんか地理は嫌いじゃないし、一度系統立ててかじってみたい)いうビジネスパーソンの方に楽しんでもらえるような本、「通勤電車の中で立ちながら楽しく読める地理のビジネス書」というコンセプトで書きました。

 前作が、完全に同業の先生をターゲットにしたマニュアル本でしたが、今回は間口を広くとって、それでいて「いとちり式GIS」(ほぼ無料で、短く完結して、教科書準拠)の風味は前面に出ています。左に文章、右に解説図という構成ですが、妙に手作り感あふれる主題図(でも、ほぼ全部カラーページ)が多いのは笑って許してください。この手の本の場合(特に地理系の雑学本とか)、原図のスケッチを描いて後はプロのデザイナーさんがきれいに清書してくれるそうですが(一部のグラフとかはやってもらいましたが、仕事のきれいさに感心しました)、この本の場合、あえて「原図」を前面に出しています。

 しばらくブログが途絶えていましたが、プロモーションを兼ねて、発売日まで、本の中身について、紹介させていただきます。よろしければ手に取ってみてください。

【出版社の紹介ページ】(ベレ出版)

Amazonで予約受付が始まってます。
(アイコンをクリック)
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2016年05月23日

「デジタル地図帳」講習会@お茶の水女子大学

 お茶の水女子大学に呼んでいただいて、「デジタル地図帳」を使ってもらいました。
 「カシミール3D」から地図を切り出して、位置情報付き画像ファイル(Geotiff)に変換したものをiPadに移し・・・・と、やっていくと手間も時間もかかるので、iPadに移すところから体験してもらいました。

 「地図のiPod」(様々な地図を何枚も詰め込んで、気分や状況に合わせて使い分ける)的な活用や、図書館から借りてきてもらった文京区の写真史料をカメラで撮影してそれを地図に載せたり、地形の凸凹を強調した地図を見ながら坂を上がったり下がったり、3時間の実習にお付き合いいただき、ありがとうございました。
 大学では、2年生から地理、歴史、哲学の3専攻に分かれるそうで、2年生の学生さんは「地理学」の世界に足を踏み入れたばかりとのこと。高校で地理を学んだか否かに関係なく、「地図を使いこなす」「地図と現実世界を組み合わせて考える」ことの面白さを体験していただけたら幸いです。

 レジュメ、マニュアル、端末に入った地図コレクションをアップしておきます。
 「バックヤード」の説明が随分簡略化されていますが、こちらのマニュアルも参照してください。
 (いとちり:2016.5.1付 http://itochiriback.seesaa.net/article/437412487.html

レジュメ summry.pdf
●マニュアルスライド

IMG_0118.jpgオフラインで持ち歩ける空中写真画像です。
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1917年のお茶の水女子大付近。大学(女子高等師範)は、「御茶ノ水駅」のそばにあり、当時の大学の敷地は、陸軍の兵器置き場になっていました。
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 本日、最も利用頻度が高かった(とみられる)カシミール3Dの「スーパー地形」切り出し画像。
 「等高線の読図」ができなくても、街中で等高線自体が読み取れなくても、これがあれば地形が読み取れますし、ちょっとした坂道や標高差が面白くなります。
 谷の底から上を見げて、「あのビルの5階ぐらいのところに大学がある」と、しみじみしてました。
「タモリ倶楽部」のロケが行われたキャンパスですが、タモリさんが見たら絶対うなりそうな、なかなかの段差と暗渠がありました。
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2016年05月10日

タブレットで修学旅行にGIS‐「GIS NEXT」2016年4月号

 GIS(地理情報システム)関係の業界誌、「GIS NEXT」でインタビューをしてもらいました。
 3月の日本地理学会で発表した沖縄の「デジタル地図帳」についての話題や、いろんなところで自虐的にお話させてもらっている「砂利道バイク」理論(ネット接続も、機材もガタガタな公立高校でデジタル地図を走らすには独自のノウハウが要る。サーキット”(大学・研究室)のやり方をちょっとコンパクトにするくらいでは太刀打ちできない)等を、述べております。
 「注目の応用研究」というサブタイトルが、ふさわしいのかどうかはさておき、エンジニアさんや、専門性の高い企業関係者の方に、学校教育の本音がちょっとでも伝わればと思います。

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〇記事はこちら next2016-4.pdf
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2016年05月09日

「デジタル地形図」を授業に生かす(山川出版:「地理の研究」 2016年4月号)

 山川出版の教員向け論集、「地理の研究」です。
 「地図・古地図」特集ということで、デジタル方面の現状と展望を書かせてもらいました。
 ちょっとスキャンが荒いですが、PDFにしました。

 今や懐かしの前任校時代の「デカ地形図」(現任校でも作ってますが)から、最新の「記事×地図アプリ」@沖縄まで、あまりお金をかけずに教材化できるものをカタログのように並べてみました。終わりの方でちょこっとだけ、意見を述べさせてもらいました。「古き良き”紙の手作業か、最新の”デジタルか?」という二者択一的な議論。何はともあれここから抜け出さないと行けないなあと常々思う次第です。

 紙で見ようが画面で見ようが、地形図は地形図(あえて原語に忠実にとるならば「地勢図」)です。等高線やら地図記号やら、テクニカルなところにばかりこだわらずに、「地図から考える」「地域の特色や仮説を地図に絡めて述べる」とはどういうことか、それを教えるという事はどういうことか、「プロパー」でない人でも納得づくで教えられるようにカリキュラムなり実践例を積んでいく必要があるやに思います。
【引用文献用書誌】
伊藤智章(2016):「デジタル地図」を授業に生かす,歴史と地理(693),13〜21頁.

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