電子書籍の作り方マニュアルをいじりながら、いろいろ作ってみているのですが、できたものをどうやって公開しようかと考えた挙句(出来上がるモノの性格上、なかなかお金を取れそうもないですし)、専用のブログサイトを立ち上げてみました。題して「いとちりebook」。
http://itochiriebook.seesaa.net/
iPadをお持ちの皆様、どうぞお試しください。そのうちPDF等も並行してアップします。
デジタル教科書をやいのやいの言ってますけど、やっぱり「餅は餅屋」です。
全国の先生方、自分で教科書(に準ずるもの)をがんがん書こうではありませんか!
「ほぼ無料、お手軽、役立つ」の「いとちり式」の精神で、ノウハウを蓄積していければと思います。
2011年01月16日
2011年01月10日
電子書籍(EPUB)を作ってみました。
ちょっと本を読んで感化されるところがあり、フリーソフトで電子書籍を作ってみました。
ちょうどいい時期になって来ましたので、私の「月刊地理」デビュー作である、「いちご処:静岡」(2006年10月号)を、iPad等で読むためのフォーマット、EPUB形式に変換してみました。
使ったソフトは、Siglilというフリーソフトです。英語版です。
http://builder.japan.zdnet.com/tool/product/10444914/10444918/
こちらのサイトに、マニュアルの日本語訳が出ています。手順どおりにやって行けば、結構簡単です。
http://miriamword.blog48.fc2.com/blog-entry-25.html
Wordから作るには、まずHTML形式(Webページフィルタ後)の形で保存した後、Siglilで開きます。
一番簡単なものならば、これで「EPUB形式で保存」すれば、電子書籍が出来てしまいます。
ページをどこで区切るかや、表紙をどうするか等、見やすくするには細かな調整が要ります。ちょっと「売り物」になるようなものを作ろうとなると、やっぱり専門の業者(特にDTPの割り付けとか)をお願いした方がいいのかなと思いました。
基本はHTML(HTML5というそうな)で、タグも表示できるので、ホームページ作りに慣れた人なら、動画とか突っ込んで、「手作りデジタル教科書」とか作れそうな気がします。
EPUBファイルは、パソコン上でも見られますが、ソフトによってはちょっと歪んでしまうようです。
最初、パソコン上でモニタしていたら「なんじゃこりゃ?」という感じでしたが、ipadにつないで、自動的に立ち上がるitunesから、自分のiPad上の「Book」というフォルダにファイルを入れてあげると、きれいに見ることが出来ました(iBookという、無料のアプリを入れる必要があるようです)。
EPUBファイルをアップしますので、iPadをお使いの方、よかったら見てみてください。サクサク動くと結構嬉しいもんですね。電子マニュアルとか、いいと思います。
慣れるつもりで、昔書いた論文やコラムを電子書籍化して行きたいと思います。「いとちりe-Bookライブラリ」でもそのうち立ち上げたいと思います。
【ダウンロード】
ichigo.epub(EPUBファイル)
ichigo001.pdf(PDFファイル:こちらはパソコンでも普通に見られます)
ちょうどいい時期になって来ましたので、私の「月刊地理」デビュー作である、「いちご処:静岡」(2006年10月号)を、iPad等で読むためのフォーマット、EPUB形式に変換してみました。
使ったソフトは、Siglilというフリーソフトです。英語版です。
http://builder.japan.zdnet.com/tool/product/10444914/10444918/
こちらのサイトに、マニュアルの日本語訳が出ています。手順どおりにやって行けば、結構簡単です。
http://miriamword.blog48.fc2.com/blog-entry-25.html
Wordから作るには、まずHTML形式(Webページフィルタ後)の形で保存した後、Siglilで開きます。
一番簡単なものならば、これで「EPUB形式で保存」すれば、電子書籍が出来てしまいます。
ページをどこで区切るかや、表紙をどうするか等、見やすくするには細かな調整が要ります。ちょっと「売り物」になるようなものを作ろうとなると、やっぱり専門の業者(特にDTPの割り付けとか)をお願いした方がいいのかなと思いました。
基本はHTML(HTML5というそうな)で、タグも表示できるので、ホームページ作りに慣れた人なら、動画とか突っ込んで、「手作りデジタル教科書」とか作れそうな気がします。
EPUBファイルは、パソコン上でも見られますが、ソフトによってはちょっと歪んでしまうようです。
最初、パソコン上でモニタしていたら「なんじゃこりゃ?」という感じでしたが、ipadにつないで、自動的に立ち上がるitunesから、自分のiPad上の「Book」というフォルダにファイルを入れてあげると、きれいに見ることが出来ました(iBookという、無料のアプリを入れる必要があるようです)。
EPUBファイルをアップしますので、iPadをお使いの方、よかったら見てみてください。サクサク動くと結構嬉しいもんですね。電子マニュアルとか、いいと思います。
慣れるつもりで、昔書いた論文やコラムを電子書籍化して行きたいと思います。「いとちりe-Bookライブラリ」でもそのうち立ち上げたいと思います。
【ダウンロード】
ichigo.epub(EPUBファイル)
ichigo001.pdf(PDFファイル:こちらはパソコンでも普通に見られます)
2010年07月28日
【テキスト】教師のためのGoogle Earth
7月26日、慶應大学で行った同名の講習会のテキストをアップします。
「動画マニュアル」が、割に好評でした。
同時の行われた「教育GISフォーラム」の総会では、i-padによる「国産デジタル地図帳」開発計画がお披露目されましたが、i-padでは、Google Earthなど、地図アプリでは表現に制約があります。しばらくは、Google Earth でグリグリする様を動画で撮ってi-padで見るというスタイルが続くのではないでしょうか。
【PDF版テキストはこちらです】
text2010726.pdf
【Google Earthに地形図を載せる動画マニュアル】
「動画マニュアル」が、割に好評でした。
同時の行われた「教育GISフォーラム」の総会では、i-padによる「国産デジタル地図帳」開発計画がお披露目されましたが、i-padでは、Google Earthなど、地図アプリでは表現に制約があります。しばらくは、Google Earth でグリグリする様を動画で撮ってi-padで見るというスタイルが続くのではないでしょうか。
【PDF版テキストはこちらです】
text2010726.pdf
【Google Earthに地形図を載せる動画マニュアル】
2010年06月06日
今宵もデジタル教科書の話題
やっと文化祭が終わりました。
ぐったりと言う感じですが、明日は体育祭。この辺はみんなそんな感じの週末です。私がこんなんですから、生徒の皆さんは更にお疲れのことでしょう。
さて、そんな夜ではありますが、またまたデジタル教科書の備忘録にお付き合いください。貼りつけばっかりですけど。
まずはこちら。国会図書館のニューズレターから。
全生徒に電子書籍リーダーを配付、電子教科書への全面移行を決定した高校が登場(米) Posted 2010年6月3日
来年から導入ということですが、用意するのはKindle 2100台、100名の教師には既に導入済み・・・・と、大きな学校です。
アメリカでは、「デジタル教科書」自体は昨日今日始まった話ではないようで、Kindleやi-padが出る前から結構研究がされていたようです。
例えばこちら。
シュワ知事がデジタル教科書を採択した本当の理由と今後の可能性
(瀧口 範子のシリコンバレー通信:2009年8月27日)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090826/1018075/
アメリカの高校の教科書は、かなり「ごつくて高い」のですが、ここで取り上げられている教科書を作っているのは、特定非営利法人(NPO)や財団で、基本的に「ダダ」であり、教科書の中身自体は「重量ゼロ」です。
サンプルに、Conexionsというテキサス大学内に設置されたNPOが作った9年生(中学3年)の地理にリンクをします。
http://siyavula.cnx.org/content/m29640/latest/
アメリカには「教科書検定」はありませんので(指導要領にあたる各州の“スタンダード”が示す到達目標や獲得スキルを満たす教育が出来るのならば、教科書の内容や授業の方法は自由というやり方)、タダの教科書が出ようがNPOが教科書を作ろうが全くOKというわけです。テキサスのNPOの教科書にカリフォルニア州がお墨付きをつけたことで、「採択率」は上がるのではないかと見られます。コラムでも指摘しているように、デジタル教科書の積極導入は、シリコンバレーを抱えるカリフォルニアの先端的なイメージアップ以上に、教科書への州政府補助財源の圧縮にその狙いがあるようです。
デジタル教科書に関して、鈴木寛文部科学副大臣(菅内閣でも続投です)がこんな話題を提供しています。
「教科書のデジタル化は、コストカットと新たな財源の創出にもつながると考えられます。2009年度文部科学省予算では義務教育教科書の無償給与」として394億円が計上されていますが、おおざっぱにいうと、約半分の200億円が、教科書の紙代および印刷代に相当するといわれています」
http://wiki.tokyolife.jp/wiki/%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%8C%96
「教科書検定」によって新規参入を規制し、莫大な税金を使って「値引き・返品なしで必ず売れる」本を大量に作る・・・・・教科書って「出版界の公共事業」そのものなんですね。
もっとも、税金で補助でもしなければ割に合わない仕事かもしれませんし、地方の街のシャッター通り商店街で頑張っている本屋さんなどは、学校の教科書販売の手数料が重要な収入源だったりするので、いきなり「仕分けします!ジャカジャン」というわけにも行かないんでしょうけど、文教予算の配分に関する見直しの中で話題に上ってくるかもしれません。
保守派の論客(?)田原総一郎氏の所にデジタル教科書「阻止」の相談に行った出版社がいたとかなんとかで、水面下の情報戦と言いますか、世論作りが淡々と進んでいるようでなかなか興味深い所です。
田原氏のツイッターと、そのフォロワーによる、つぶやき集はこちらのブログにあります。コメントは玉石混交ですけど、「そりゃそうだよな」と思えること多数です。
さまざまなメリット
http://blog.livedoor.jp/manamerit/archives/65367360.html
ぐったりと言う感じですが、明日は体育祭。この辺はみんなそんな感じの週末です。私がこんなんですから、生徒の皆さんは更にお疲れのことでしょう。
さて、そんな夜ではありますが、またまたデジタル教科書の備忘録にお付き合いください。貼りつけばっかりですけど。
まずはこちら。国会図書館のニューズレターから。
全生徒に電子書籍リーダーを配付、電子教科書への全面移行を決定した高校が登場(米) Posted 2010年6月3日
http://current.ndl.go.jp/node/16309
来年から導入ということですが、用意するのはKindle 2100台、100名の教師には既に導入済み・・・・と、大きな学校です。 アメリカでは、「デジタル教科書」自体は昨日今日始まった話ではないようで、Kindleやi-padが出る前から結構研究がされていたようです。
例えばこちら。
シュワ知事がデジタル教科書を採択した本当の理由と今後の可能性
(瀧口 範子のシリコンバレー通信:2009年8月27日)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090826/1018075/
アメリカの高校の教科書は、かなり「ごつくて高い」のですが、ここで取り上げられている教科書を作っているのは、特定非営利法人(NPO)や財団で、基本的に「ダダ」であり、教科書の中身自体は「重量ゼロ」です。
サンプルに、Conexionsというテキサス大学内に設置されたNPOが作った9年生(中学3年)の地理にリンクをします。
http://siyavula.cnx.org/content/m29640/latest/
アメリカには「教科書検定」はありませんので(指導要領にあたる各州の“スタンダード”が示す到達目標や獲得スキルを満たす教育が出来るのならば、教科書の内容や授業の方法は自由というやり方)、タダの教科書が出ようがNPOが教科書を作ろうが全くOKというわけです。テキサスのNPOの教科書にカリフォルニア州がお墨付きをつけたことで、「採択率」は上がるのではないかと見られます。コラムでも指摘しているように、デジタル教科書の積極導入は、シリコンバレーを抱えるカリフォルニアの先端的なイメージアップ以上に、教科書への州政府補助財源の圧縮にその狙いがあるようです。
デジタル教科書に関して、鈴木寛文部科学副大臣(菅内閣でも続投です)がこんな話題を提供しています。
「教科書のデジタル化は、コストカットと新たな財源の創出にもつながると考えられます。2009年度文部科学省予算では義務教育教科書の無償給与」として394億円が計上されていますが、おおざっぱにいうと、約半分の200億円が、教科書の紙代および印刷代に相当するといわれています」
http://wiki.tokyolife.jp/wiki/%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%8C%96
「教科書検定」によって新規参入を規制し、莫大な税金を使って「値引き・返品なしで必ず売れる」本を大量に作る・・・・・教科書って「出版界の公共事業」そのものなんですね。
もっとも、税金で補助でもしなければ割に合わない仕事かもしれませんし、地方の街のシャッター通り商店街で頑張っている本屋さんなどは、学校の教科書販売の手数料が重要な収入源だったりするので、いきなり「仕分けします!ジャカジャン」というわけにも行かないんでしょうけど、文教予算の配分に関する見直しの中で話題に上ってくるかもしれません。
保守派の論客(?)田原総一郎氏の所にデジタル教科書「阻止」の相談に行った出版社がいたとかなんとかで、水面下の情報戦と言いますか、世論作りが淡々と進んでいるようでなかなか興味深い所です。
田原氏のツイッターと、そのフォロワーによる、つぶやき集はこちらのブログにあります。コメントは玉石混交ですけど、「そりゃそうだよな」と思えること多数です。
さまざまなメリット
http://blog.livedoor.jp/manamerit/archives/65367360.html
2010年06月04日
サンプル版「デジタル教科書」が登場
小中学校の教科書を主に出版している「日本文教出版」という会社が本日付でデジタル教科書のサンプルを公開しました。
http://www.nichibun-g.co.jp/s-shakai/index.html
「教師用指導書の付録として準備しています」というアナウンスを見ると、児童一人一人に持たせるのではなく、先生が電子黒板などに映して使うことを想定しているようです。
5年生の社会と、6年生の社会、算数のコンテンツの一部が公開されています。内容はといえば、教科書がそのまんま画面になっている感じで、電子ブックのようにページがめくれるのと、重要語句にリンクが貼ってあって、それをクリックすると絵や写真が出て来るというシンプルな仕組みになっています。
小中学校を中心に教科書を出しているので、失礼ながら我々高校教員にはなじみの薄い会社ですが、数少ない高校の教科書のラインナップの中に「情報」があります。
情報の教科書の「理論」の部分(歴史とか原理とか)結構「へぇー」と思えることが多いです(CDでなぜ音楽が聴けるかとか、かなり詳しく説明しています)。ただ、生徒にパソコンに慣れさせたいがために「1に実習2に実習、34がなくて5に理論」というのが教科「情報」の定番であり、座学が敬遠されがちです。
それこそPCでの閲覧を前提とした「情報の教科書」を作って、写真や動画をふんだんに入れながら、「楽しく理論も学べる」ように持って行っても面白いのではないかと思いました。
【ちょいと立ち読み】
小学6年社会(上)
i-podと同じように、画面を拡大しても文字が荒くならず、改めてきれいなフォントで表示されます。拡大機能やペン機能は、電子黒板に投影して、「ここを見せたい(読ませたい)」という時に使えると思います。
本文の青い線をクリックすると静止画が、赤い線をクリックすると動画にリンクします。先生が自分で自由にリンクを貼れるようになったりすると便利ではないかと思います。
http://www.nichibun-g.co.jp/s-shakai/index.html
「教師用指導書の付録として準備しています」というアナウンスを見ると、児童一人一人に持たせるのではなく、先生が電子黒板などに映して使うことを想定しているようです。
5年生の社会と、6年生の社会、算数のコンテンツの一部が公開されています。内容はといえば、教科書がそのまんま画面になっている感じで、電子ブックのようにページがめくれるのと、重要語句にリンクが貼ってあって、それをクリックすると絵や写真が出て来るというシンプルな仕組みになっています。
小中学校を中心に教科書を出しているので、失礼ながら我々高校教員にはなじみの薄い会社ですが、数少ない高校の教科書のラインナップの中に「情報」があります。
情報の教科書の「理論」の部分(歴史とか原理とか)結構「へぇー」と思えることが多いです(CDでなぜ音楽が聴けるかとか、かなり詳しく説明しています)。ただ、生徒にパソコンに慣れさせたいがために「1に実習2に実習、34がなくて5に理論」というのが教科「情報」の定番であり、座学が敬遠されがちです。
それこそPCでの閲覧を前提とした「情報の教科書」を作って、写真や動画をふんだんに入れながら、「楽しく理論も学べる」ように持って行っても面白いのではないかと思いました。
【ちょいと立ち読み】
小学6年社会(上)
i-podと同じように、画面を拡大しても文字が荒くならず、改めてきれいなフォントで表示されます。拡大機能やペン機能は、電子黒板に投影して、「ここを見せたい(読ませたい)」という時に使えると思います。
本文の青い線をクリックすると静止画が、赤い線をクリックすると動画にリンクします。先生が自分で自由にリンクを貼れるようになったりすると便利ではないかと思います。