2010年05月31日

ラジオに出ました。

 学校の近所のコミュニティFM、「ラジオf」の夕方の番組に、生出演させてもらいました。夕方、帰りによく聞いている番組なので、今日、DJの方から確認の電話を頂いたときは、「おお、ラジオと一緒の声だ」と感心し、スタジオに入ってCMが自動で流れて行く機会を見て「すげー!」と感動、帰りにカーラジオから流れるDJを聞いて、「おおっ、やっぱりおんなじ声だ」と感心。なんともミーハーな夕方でした。

 内容は、今週末、文化祭でやる防災イベントの宣伝です。委員会の委員長さん、副委員長さんと3人で出ました。
 タイトルは「浸る富士」。旧版地形図→新版地形図で洪水に遭いやすい場所を示し、新版地形図上に浸水地点をプロットして、それを旧版地形図で見いてみようというもの。

 川が氾濫した時の「ハザードマップ」はありますが、実際の洪水は、堤防が決壊しなくても起こります。特に、湧水に恵まれたこの街は、ちょっと集中豪雨があればあっという間に水がたまります(湧水と“鉄砲水”は紙一重)。地図を見ると、「浸水常襲地帯」がわかります。

 ゲリラ豪雨のピークは、梅雨の終わりの7月に集中しています。
 今年は派手なのが来ないことを祈るばかりですが、浸水が起きることを前提に備えた方がよさそうです。「起きたらどうしよう」ではなく、「起こるもんだ」という前提で動く時代に来たのかもしれません。
 地図とビニールシートとマジックペンで表現するGIS(地理情報システム)。冗談半分で「アナログGIS」と呼んでいますが、ビジュアル的なインパクトはパソコン以上です。出来あがったらこちらにも画像をアップしたいと思います。
 御近所の皆様、6月5日は是非文化祭にお越しくださいませ。結構大きい地図になります。

【リンク】富士市の災害の歴史がわかるサイトを集めてみました。
潤井川や富士川って、今は穏やかですけど、昔はかなりの「ワル」だったんですね・・・・。
 静岡県市町村災害史 富士市(静岡県地震防災センター)
 
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/saigaishi/sh027.htm
 
富士市の自然災害について(富士市役所)
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/menu000012200/hpg000012153.htm
 
 富士山麓の土砂災害の歴史(国土交通省富士砂防事務所)
http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/jigyou/sd-rekisi.html
 
浸る富士―Google Earthにハザードマップを載せる
(いとちり2009年8月24日)
http://itochiriback.seesaa.net/article/137306340.html
KMZファイルがリンク切れになっています。すみません。


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2010年04月25日

「“富士山の日”に休ませよ」プロジェクト

 いろいろと難航している「富士山の日」。静岡県教育委員会が「プロジェクトチーム」を作って市町村を説得しにかかるんだとか・・・・・。
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100414ddlk22010252000c.html
(毎日新聞:4月14日)

  静岡県のサイトの、うんと目立たないところに、今年の「富士山の日」の関連イベントの一覧表がありました。民間企業は結構乗り気なんですね。

http://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-223/menu.html

 ちなみに、商売上手な東京ディズニーランドは、平日に客を呼び込もうという戦略か、都道府県別に優待Dayを設けています。以下のサイトを見ると、各県の「県民の日」と、休校 or Notが一望できます。
http://www.dreamagic.jp/info/congestion/holidaylist.html

 なんだ、他県は結構休校にしてるじゃないですか・・・・・(!)。
 こちらは更に詳しいです。
http://www.project-nya.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=34

 地方の自治体の悲しいところなんですが、「東京もやっている」「みんなもやっている」というのは、結構殺し文句になります。「都民の日」「横浜開港記念日」「山梨県民の日」「千葉県民の日」「埼玉県民の日」みんな学校はお休みですね。「保護者の不安、受け入れ先を検討」だの、プロジェクトチーム」なんて名乗らなくても、「県民の祝日をやっている近隣の県に担当者を出張させて(日帰りで)話を聞いてくる」でOKのような気もします。

 ちなみに、静岡県の県民の日(8月21日)は、夏休み中ですが「登校日」だったりします。何か祝うかといえば、何も祝いません。西部の方にとっては、あまり面白くない日かもしれません(1876年のこの日をもって「浜松県」消滅)。

 浜松の市長さんが、議会で「道州制になったら、浜松と静岡は別の州に入るのが自然だ」と発言して物議(喝采?)をかもしだしましたが(→こちら)、浜松市教委は早々に「富士山の日は休まない」
と宣言しています。

 三島市教委も「休まない」宣言をしました。1万年物の駅前洞窟に、コンクリートを詰め込んだり、ここの行政の富士山に対するスタンスがいまいちよくわかりません(詳しくは、いとちり2010年4月22日付をどうぞ)。まあ、前知事の頃から県から「合併しろ、合併しろ」言われ続け「沼津市になるのだけは勘弁してくれ」とか、周辺の小さい町(でもリッチ)を合併しようと目論んで振られたりとか、現知事の対抗馬として出た方がこのあたりの方だったからとか、県に盾つきたくなるご事情はあるとは思いますけど、「お膝元なんだから、休みましょうよ・・・・・。」と思います。

 県制定の休日を一つ作るのに、随分必要以上に大騒ぎしているように思います。人気が衰えつつある政権与党(の推薦を受けた知事)に対する揚げ足とりのように見えてしまうのは私だけでしょうか。「うちは休まん」と言っている街、なんか見ていて大人げないですし、「これは深刻な問題だ」的な報道をしている地元メディアも、「なんだかなー」という感じがします。

 ただ、何度も言うように、知事も「美しい富士山を愛でよう!休もう!祝おう!」の一辺倒ではなくて、「年に一回ぐらい、富士山と自分達について、いいことも悪いことも考えてみようよ」というスタンスでいて欲しいと思います。構想を発表した今年初めに比べて、「運用は市や私学の経営者にお任せ」とトーンダウンしてしまっているのが気になります。著書のように、歯切れよくビジョンを語って、もっとリーダーシップを取ってもいいのではないかと思います。
 「富士山の日」、またぼちぼちウオッチして行きたいと思います。
 
posted by いとちり at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

「駅前洞窟」の危機と富士山の日

 三島駅新幹線口(北口)。
 前任校では、毎日ここを通り、なじみの深い景色ですが、この地下に巨大な洞窟があるのをついこの間知りました。

○現地調査報告:NPO法人 火山洞窟学会
http://vulcanocave.poc.jp/mishima20100206/
○三島里山倶楽部 
 トップページの地図が分かりやすいです。
http://mishimasatoyama.web.fc2.com/page035.html
 
 1万年以上も前に出来た富士山の溶岩洞窟(風穴)。前任校に詳しい先生がいて、山梨の青木が原樹海の洞窟探検に何度か行きましたが、こんな身近な所にこんな洞窟があるとは・・・・しかも、三島市の独断でそれがコンクリート詰めにされようとしているとは・・・・(!)自分の所ながら、「静岡県の政治家って本当に富士山に対して罰当たりな人種だなあ」と思います。まあ、そういう人を止めたり、落選させたりしない住民も住民ですし、「上司の命令だから」と、稟議書一本で実行してしまう公務員も公務員なんですが)。「世界遺産」なんて威勢のいいことを言ってますが、我々の代で、着実に身上食いつぶしてしまっているような気がしてなりません。

 ところで、2月23日は富士山の日。京都生まれのアイデア知事がぶち上げたローカルホリデーですが、
「うちは普通に学校やります」と、反旗を翻す自治体がちらほら出てきました。3つあるうちの2つは、政令都市を標榜して何かと県と対立している静岡市と浜松市(県と政令市が仲が悪いのはどこでもいっしょですね)、もうひとつは静岡空港の開港と引き換えに辞職して後継者を落選させられた前知事の地盤に近いK市。このあたりはなんか「反対のための反対」という感じもします。

 富士山の日に関しては、以前、批判的な文章を書きました
(いとちり2010年2月3日)。子供たちを休ませるか否か以前に、何のための日で、その日何をするべきかをしっかり位置づけなければただのパフォーマンスに終わってしまいます。

 あえてもう一度同じ論旨で書きますが、この日は、にわか勉強で富士山の知識(本を読めばわかるような)を深めたり、
「富士山最高!富士山を世界遺産に!」と、大政翼賛的なお題目を唱える日にするだけなく、静岡県民が富士山とどう関わって来たのかを考えたり、富士の傍に生きることの意義を強調する一方で、先人達(特に明治以後「静岡県」「山梨県」が出来て以来の人々)が「殖産興業」やら「経済成長」やら「地域活性化」の名の下に、いかに富士山を傷つけ、かつ見て見ぬふりを続けていることを直視して、「どうなのよ?」と考える機会があってもいいと思います。

 「富士山の日」に賛否両論があるのは当然だと思います。ただ、「うちは休ませる、休ませない」という議論をするのではなく、賛成・反対両方の人達がそれぞれの趣旨でイベント(フィールドワークでもいいです)を組んで、教師も生徒も学校を離れてみんなで考える機会が保障されてもいいのではないでしょうか。

 たとえは適切かわかりませんが、2月11日の「建国記念の日」に、祝い、日本人としてのアイデンティティを確認する会がある一方で、「日本国」の名の下に、先人達が過去に行ってきた戦争や教育を考えるイベントが行われます。「興味ないや」という人は別に出なくてもいい。ただ「富士山について真剣に考えてみたい」という教師や生徒が集まれる日が平日に作られるのは貴重です。土日は(特に高校は)部活漬けで、意識の高い生徒や、意欲ある教員ほど部活にも一生懸命だったりするので、行きたくても行けない、人が集まらないというパラドックスがこの県(国)にはあります。

 これから扱いを考える自治体の教育委員会の方々には、県への姿勢や、政治色、「保護者の心配」「授業時間確保」[「自分の所から富士山が見えるか否か」といった近視眼的な視点での議論は置いておいて、もっと大所高所から「富士山の日」を考えてみてはどうかと思います。
 
posted by いとちり at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

吉原本町から世界へ!

  学校の近所の吉原本町商店街で、「富士山専門」で頑張るお店、「東海道・表富士」。開店当初から生徒ともどもお世話になり、時たま"濃いー"話を聞きたくなるとふらっと寄らせてもらっているお店です。(どういうお店かということに関しては、月刊地理:2007年11月号に書かせてもらいましたのでよかったら読んでください。)

 その表富士さんのオーナーが外国人向け通販サイトを立ち上げたというニュースが入ってきました。こりゃー、紹介せねばということで、早速リンクを貼ります。
 http://japan-no1-shopping.com/OmoteFuji

 なんと、英語と中国語の字幕の入った動画CM入り。
 それにしても、屏風(¥10,000)やら、世絵タオルセット
(¥12,000)
やら、高級路線、富裕層狙いで行ってますね。

 学生の頃、京都の老舗の家具屋さんで働いていたのですが、バブルが華やかな頃、中東の某国のお金持ちが黒塗りのリムジンと、数台のトラックで乗り付けて、和家具を片っ端から買っていったという「伝説」を思い出しました。「いや、ほんまやってんで」と、いぶかる私に若旦那が語ってくれたことを思うと、このラインナップ、意外と、世界の「数寄者のお金持ち」にはうけるかもしれません。

 ちなみに、日本人向けの通販サイトはこちら。
 http://omotefuji.net/
 
 写真(↓)の富士山型香炉(お香を入れると煙がたなびく)は、テレビ東京の「アド街ック天国」「薬丸印の新名物」でも紹介されたんですよね(¥4500〜)。
詳しくはこちら。よかった、まだリンクが切れてませんでした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/090502/index.html

 お店に行けば、「開発秘話」を熱く語ってもらえると思います。ものすごいハイテクな、金属の微細加工技術を施す会社に特注した品物だったと思います。例の話を英訳して載せてたら、理系筋の方がCool!と言って買ってくれそうな気もします。

  
 あと、店に置いてある富士山トイレットペーパー(確か1ケ¥30)とかもサイトに置いてもらった方がCool!だと思うのですが、いかがなもんでしょうか・・・・紙芯にバクテリアが練り込んであって、浄化槽で流したり、ほっぽらかしても土にかえるという代物。ほらほら、ハリウッドあたりの、プリウスに乗ってるのを自慢してそうな、エコでロハスなセレブにうけるかもしれませんよ・・・・いや、空輸代と、排出CO2の方が高くつくかもしれませんね。
 詳しくは、「林製紙」のWebサイトで・・・・あ、国内通販をやってますね。
 http://www.hayashi-paper.com/contents/fujisan/index.html

 と、何だか誰を応援してるんだかわかんなくなってきましたが
 「頑張れ、富士の星!」
店長、また飲みに連れてって下さいね。
 
 背景がとってもゴージャスな、店長のブログはこちらです。
 http://blog.omotefuji.com/

【リンク】

 久々に吉原本町ネタを書いたので、もう一つ。
 やっぱりテレビ東京の番組をきっかけに生まれた我が街の人工的
B級グルメ

「つけナポリタン」の歌とダンスが出来ました。「しょせん、富士宮焼きそばの二番煎じだ」とか、「歴史もなく、自然発生じゃないのはB級グルメじゃねぇ!」なんて批判する人もいますけど、「名物」なんてそんなもんなんじゃないでしょうか。古い話を出せば、「静岡茶」だって、維新で食えなくなくなった武士の救済策として、清水の次郎長さんあたりがリーダーシップを取って始めたものですしね。吉原本町には次郎長ゆかりの宿が現存しています。
 詳しくは、
月刊地理:2007年11月号をどうぞ(くどいな)。手打ちそば屋もやっていて、「地理日本代表」が、わが校で合宿をした時、ここで"てんこ盛り!!"のご飯を食べさせてもらって力をつけました。

 つけナポリタンの公式サイトに歌とダンスの動画がアップされています。
 保育園の、来年の運動会の出し物あたりで出てきそうな予感が・・・・。
 
  
http://www.tuke-napo.net/
posted by いとちり at 22:09| Comment(1) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

フジパク報告を載せてもらいました

 フジパク(富士山博覧会)の公式サイトに先日行った「富士本町編」の模様がアップされました。
http://fujipaku.i-ra.jp/e190176.html
 
 雨で寒かったので、地図を広げてじっくり見てもらうのにはちょっと厳しかったですが、我々が普通にやっている「野外巡検」のノウハウが、一般の方にはけっこう新鮮だったようで、やってみてよかったなと思います。

 昔の写真をその現場で見るのもなかなかいいものですね。「ブラタモリ」をヒントに構成してみました。本家のほうは、
「台本なし・タモリのアドリブ」という触れ込みですが、なんだかんだいって彼とスタッフは相当下歩き(歩いてネタを考える)をしているんじゃないかと思います。

 東京でない場所を、ローカルな地図と小ネタで歩く
「ブラいとちり」。作る方もかなり勉強になりますので、どんどんやっていきたいと思います。またどうぞよろしくお願いします。

【リンク】
 
過去にやった巡検イベント(主に高校生)のいろいろです。
 写真等切れてしまってますがすみません。

国際地理オリンピック日本代表強化合宿(2008年7月)
http://itochiriback.seesaa.net/article/137306158.html
 
 歩く、観る、しかし「問題」は帰ってきてから初めて出題されるという「地理オリンピック:フィールドワーク試験」のスタイルに合わせて吉原から出題しました。泊まりは私の歳より古い吉原高校生活館。東京、山梨、京都から集まって「日本代表」は、ここで同じ釜の飯を食べて決戦の地「チュニジア」へ。金メダルもとってくれましたし、テレビにも出たし、地理オリンピックにとっては、吉原は「聖地」なのであります(?)。

 静岡県民の皆さん、どんどん予選をうけましょう!。

デジタル地図フェスタ@富士(2007年8月)
http://itochiriback.seesaa.net/article/137306112.html
GPS片手に湧水めぐり

岐阜の高校生 吉原宿・三島宿を行く(2007年3月)
http://itochiriback.seesaa.net/article/137306070.html
岐阜で「吉原商本舗」のような店を起こしたいという生徒さん(女子3名)と、「美術科」の生徒さん(男子3名)を案内しました。それぞれの視点からの「発見」が面白かったです。

posted by いとちり at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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