2008年11月25日

空飛ぶアスパラガス(月刊「地理」12月号)

今日は「地理」の発売日。いとちり式GIS連載の第4回は、農業分野ということで、真打ち、「MANDARA」の登場です。

 原稿は追ってアップするとして、いち早くご覧になった皆様のために、データとリンクをどうぞ。

【データ】

aspalla2007.xls 

アスパラガスの輸入統計表です。 「MANDARA用」のシートをコピーすれば、クリップボード経由でMANDARAに取り込めます。

aspalla.mdr     

アスパラガスの月別輸入データをMANDARAに取り込んだものです。開くと、こんな図が描けます(⇒)。

 asparamap.jpg

【リンク】

MANDARA

作者による公式サイトです。

http://ktgis.net/mandara/

今月の野菜「アスパラガス」 

(独立行政法人農畜産業振興機構)

 月別の輸入先(国内・海外の産地)の推移をまとめたグラフがあります。

http://alic.vegenet.jp/yasaijoho/yasai/0504/yasai1.html

フードマイレージ.com

http://www.food-mileage.com/

アスパラ100gを空輸すると、排出するCO2は1kg以上(!)という、なかなかショッキングな数値を計算してくれます。

サケの地理(いとちり教材庫より)

http://www.itochiri.jp/article/13214372.html

サケはいつから南半球で養殖されるようになったのか。MANDARAを使って経年変化をまとめた教材です。

posted by いとちり at 22:52| 月刊「地理」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月03日

GISで気候の教材(地理:2008年11月号)

chiri200811「いとちりGIS」連載の第3回です。

気候をテーマに、すぐに使える教材を集めてみました。

本文でも強調してありますが、

「Google Earthで見るケッペン」はおすすめです。

日本の地図帳で見る区分とは若干の違いがあります。

「As気候」「Ds」気候・・・・って、どんな気候?と、

うなる人はうなると思います。

教室でグリグリ見せたいところです。それが出来るだけのITインフラを整えるのが先ですが・・・・。 次世代無線ネットワークでも使えば、実現できるかもしれません。

(↓こんな感じです。きれいですよ。)

google-koppen.jpg

 

 

 

 

 

本文中のリンクが一部デッドリンクになっていました(引越しをされたようです。)

お詫びして新たに貼りなおします。

PDFの本文内のリンクは修正済みです。

【本文】(pdf404kb)

itochiri200811.pdf

【リンク】

雨温図・ハイサーグラフが描けるExcelマクロ(首都大学東京・高橋日出男先生作)

http://www.sci.metro-u.ac.jp/geog/clim/ta/uonzu/index.htmkubunzu.jpg

地図帳の気候区分図をパソコン上で

(帝国書院・ハイマップマイスター)

http://www.teikokushoin.co.jp/products/pc_soft/index.html

Google Earthでケッペン区分

(オーストリアのサイトです。“KMZ”形式でダウンロードできるデータが

Google Earth用のケッペン区分図です。)

http://koeppen-geiger.vu-wien.ac.at/

Google Earthでみる世界の気候変動と環境危機(国連環境計画 UNDP)

http://na.unep.net/digital_atlas2/google.php

 
posted by いとちり at 07:00| 月刊「地理」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

いとちり式第2回 カシミール3Dを使いこなす(地理:2008年10月号)

表紙に「好評連載中」と書いていただきました。ありがとうございます。

 いとちりGISも第2回。今回は、カシミールのいじり方です。

 本格的な「カシミーラー」の方からすれば、「なんか随分簡単な事で文章にしてるな」とお思いかも知れませんが、私たち教員の使う用途って、こんな程度なんです。もちろん、GPSをつけたり、断面図を描いたりと色々面白いのですが、50分1本勝負、1対40の授業では、まあこれが限界です。

 ともあれ、黒板に模造紙を貼って、等高線の白地図をバンと映して、チョークで尾根谷をなぞってみてください。

まさにハイテクとローテクの融合。楽しいですよ。

  地理オリンピック強化合宿報告も載っています。おかげ様で今月は原稿料代わりの現物支給が2倍(♪)。

古今書院さん、いつもありがとうございます。

【原稿はこちら】

 002.pdf

【Web特典】 本文で紹介されている尾根谷解説用スライドはこちら。

chikeiwork.pdf 

 

posted by いとちり at 21:17| 月刊「地理」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

地理オリンピック報告(月刊「地理」6月号)

5月25日発行の月刊『地理』6月号に、遅ればせながら地理オリンピックの予選の模様を掲載してもらいました。 原稿をこちらにアップしたいと思います。 本人の了承を得て、代表生徒の所属・氏名も公式サイトにアップしました。

なお、6月21日・22日の両日、「日本代表合宿」を静岡県富士市で行います

 各種試験対策(フィールドワーク試験は実際に街中を歩いて模擬試験)と現地事情の講義、作戦会議(?)

などを行う予定です。私が幹事役です。

 当日は富士山がきれいに見えるといいのですが。

 詳細が決まり次第、公式サイトで案内します。

olympiad1.pdf 

posted by いとちり at 06:08| 月刊「地理」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

【月刊地理】元気な商店街-吉原本町商店街-

5211.jpg

月刊地理の「元気な商店街」特集にコラムを書きました。

 「町おこし」「商店街活性化」をテーマに小論文やAO入試を受けたいと相談に来る生徒が増えたので、「街のフィールドワークってのは、こうやってやるんだよ」という意味を込めて、ヒアリングした上での成果です。おかげ様で、その手の相談が来たらすぐに「書を捨てて街へ出よ!」と追い立てています。
店主の皆様、お忙しいところ、ご協力ありがとうございました。また、生徒がうろちょろしてすみません。
ともあれ、「餅は餅屋」というように、お店のことはお店に聞くのが一番です。学校だけでなく、街の方々と一緒に生徒を鍛えて行きたい・・・・。
サブタイトルの「人を育てる宿場町」という題には、そんな思いを込めています。


○本文はこちらから
yoshiwara.pdf(2.2MB)
posted by いとちり at 14:37| 月刊「地理」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする