2013年12月22日

がんばれ!富士山女子駅伝2013選手・役員ご一同

  明日、12月23日、富士宮市から富士市にかけて、2013富士山女子駅伝大会が行われます。
 かの高橋尚子選手も出場したという、「女子版・箱根駅伝」ともいえるこの大会。永らくつくば市でおこなわれていたのが一旦中断し、復活を遂げてテレビで録画中継されます。
 優勝候補の筆頭は、わが母校、立命館大学です。地理学科のOBとして、また地元(うちのすぐ目の前を選手が通過します)の人間として、精いっぱい応援させていただきます。
 と、いうわけで、公式マップを基に、いろいろ作ってみました。スマホでも見られると思いますので、観戦のおともに(現場でも、お茶の間でも)どうぞ。関係者の皆様に使っていただけるとなおうれしいです。精いっぱい盛り上げて、都大路、箱根と並ぶ、年末年始の風物詩になってほしいものです。

コースマップと中継所】
all01.jpg
●kmzパッケージ(ルート・中継所・通過予想時刻)
ekiden-all.kmz
●ルート(線データ)route.kml
●中継点(点データ)station.kml
●通過予想時刻(点データ)time.kml
●ルートと中継点と通過予想時刻(shapeファイル)
ekiden.zip

【標高モデル】
国土地理院の基盤地図情報10mメッシュを使って作りました。
topomap.jpg
●地形概観図(kmzファイル)topoall.kmz
hyoko001.jpg
●標高区分図(kmzファイル)
hyoko02.kmz

【標高区分付地点詳細地形図】(jpgファイル)応援のお供に、作戦計画(?)に 

1区その1(本宮浅間大社〜富士宮・富士市境)
・・・花の1区。富士宮市役所前が各大学の応援団スペース。 
stage1-1.jpg
jgwファイル(GISソフトに取り込む際の位置情報ファイル)
stage1-1.jgw

1区その2(富士市鷹岡付近)・・・選手のバックには富士山が。フォトジェニックな場所。
stage1-2.jpg
jgwファイル(「地図太郎」等、GISソフトに取り込む際の位置情報ファイル)
stage1-2.jgw

2区(富士市鷹岡〜西図書館前)・・・・富士中学区へようこそ。沿道を埋め尽くす地元民(含:わたし)
stage2.jpg
jgwファイル(「地図太郎」等GISソフトに取り込む際の位置情報ファイル)
stage2.jgw

3区(西図書館前〜西部クリーンセンター)・・・富士川の東岸を走る。戦時中には飛行場があった場所。
stage3.jpg
jgwファイル(「地図太郎」等GISソフトに取り込む際の位置情報ファイル)
stage3.jgw
4区・5区(西部クリーンセンター〜富士市役所前〜東部市民交流ブラザ)
通称:「しらす街道」。田子の浦港から潤井川沿いにかけての富士山は絶景。
製紙工場地帯を抜ければ田んぼ越しに富士山が。
stage45.jpg
jgwファイル(「地図太郎」等GISソフトに取り込む際の位置情報ファイル)
stage45.jgw
6区(東部市民交流プラザ〜比奈)
「新幹線と富士山」の写真でおなじみのエリア。西行き”富士岡”付近のアップダウンは結構きつい。
stage6.jpg
jgwファイル(「地図太郎」等GISソフトに取り込む際の位置情報ファイル)
stage6.jgw
7区−1(比奈〜吉原高校前)・・・平地から一気に登り、また下る難所。”源太坂”の攻防がみられるか?
stage7-1.jpg
(jgwファイル(「地図太郎」等、GISソフトに取り込む位置情報ファイル)
stage7-1.jgw

7区−2(吉原高校前〜ゴール)・・・高校生も泣く大渕街道ヒルクライム。
選手の真正面に富士山が。最後は茶畑の間を駆け抜けて陸上競技場へ。
stage7-2.jpg
jgwファイル
stage7-2.jgw

【リンク】
大会の公式ホームページはこちら
http://www.fujisan-joshiekiden.jp/

ふじぶらり
高校の地理教師が作っている富士をフィーチャーしたiPad/iphoneアプリ。
大会に合わせて地図をアップできればよかったんですが・・・来年も実施されるようなら頑張ります。
https://itunes.apple.com/jp/app/fujiburari/id530424464?mt=8


posted by いとちり at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月16日

「海鮮丼GIS」完全版 G空間EXPO2013

  想像以上に多くの方々に来ていただいて、ありがたい限りです。

 また、事前に公開していた「ダイジェスト版」も、当日までに100件以上の閲覧をいただきました。
 風邪をひいてしまい、前日は全く声が出なかったものを何とか取り戻してお届けしましたが、聞き苦しくて申し訳ありませんでした。
 実践事例等を加えて、手直しをした「完全版」のスライドをアップします。学会や研究会とは違い、様々な業界の方に聴いていただけたようで何よりでした。
 「クッキング」の方も、段取りが悪くて最後まで行けませんでしたが、レシピの通りにやっていただいて、また何かあれば質問をいただければと思います。




●実習のマニュアルはこちらです。
(データDVDを配布しましたが、すごく重たいのでWeb上にはアップできません。
各機関の”冷凍庫”からダウンロードして使っていただえればと思います)。

bosaihyoshi.jpgbosai-2013.pdf
posted by いとちり at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月27日

工場マップ2013

 先週授業でやった、「工場マップ」の2013年バージョンの教材をアップします。
 昨年までは、MANDARAでやっていましたが、Google Earthにしてみました。
 企業名を伏せた「問題編」と、「解答編」、ワークシートでできています。
 

  「なんとなく」とか、「イニシャルでわかった」とか、今一つ
「地理的な見方」「言語化」の観点からは課題が多いですが、単純に白地図を見て、「勘」で選ばせる「センター問題演習」的な指導よりはましかなと自負しております。
 当然ながら、地点を拡大していくとその工場の屋根の上まで行き、周辺の環境も確認できます。もうひとひねりを考えてみたい教材ではあります。

chomi.jpgchomi02.jpg

shoyu01.jpg
【ファイル】
 問題編 
j-factry2013-Q.kml
 解答編 j-factrys-A.kmz
 ワークシートworksheet2013.pdf
【リンク】
 工場マップ2012
 MANDARAで描いた、工場の分布の白地図表示データが入っています。
http://itochiriback.seesaa.net/article/246953048.html
posted by いとちり at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

富士市民による、石巻復興教育用GIS素材・・・β版

  この夏、お邪魔した時に、海沿いのでっかい製紙工場(日本製紙石巻工場)を見せていただいて「うわー、よそに来た気がしませんわ」(^^;)とつぶやいてしまった宮城県石巻市。製紙会社の再編で、富士市から移り住んだ方、向こうから富士市にこられた方も結構いると聞いています。

 で、宮城県の高校地理部会の研修のお手伝いをした縁で、石巻でなんかいい教材はできないもんか?というオーダーをいただきました。大学の大先輩もいらっしゃる上、自分と同い年の先生が、「地図太郎」相手に奮闘されていますので、ボツボツ作っていけたらと思っています。

 とりあえず、ベーシックなネタということで、国勢調査の小地域人口で地図を描いてみました。
 調査年が2010年ですので、震災前のデータです。行政サイドでは、住民基本台帳で人口の推移を把握しているはずですので、震災前と震災後、人口がどう動いたのかの地図を描くことが出来ると思います。2015年になればもう一度国勢調査がありますので、2016年ごろには、きれいに人口の変化が描けると思います。市町村間の人口移動等は、既に統計が出ています。

 下見の時にお邪魔した石巻のある高校は、震災の時、高齢者の避難民で溢れたそうです。じわじわと浸水が進み、校舎が「孤島」のようになってしまった中、机の橋を渡して外部に連絡を取りに行ったそうです。
地域ごとの高齢者率、高齢者の数、子供の数など、ある程度把握することで、いざという時の「避難民の特性」に合わせた対策もたてられるかもしれません。

 また、交通の便のいい学校では、遠方から通う生徒が多いですから、「帰宅難民生徒」の扱いを真剣に考えなければなりませんし、自宅が壊滅する可能性がある地区に多くの生徒を抱える学校では、いざというときの情報収集手段や心のケアも考えなければならないと思います。あ、これは現任校の防災係としての話題です。・・・そろそろ、そうした「学校の防災環境」
「その時、どう立ち居振舞ったか?」といった話題を地図に落として行くべき時なのではないかと思います。・・・・富士市と石巻市は、地形的にもよく似ています。

 というわけで、S先生。メールでお渡ししてもよかったんですが、公開ネタにさせてもらいました。PC室でこれにアクセスしてもらったら、データの配布の手間も省けますよ・・・なんちゃって。ご自由に加工してお使いください。

 ishipop.mdrm
石巻の人口データ(2010年国勢調査)のMANDARAデータ。人口、15歳未満、65歳以上人口と65以上人口率を入れてあります。
ishipop1.jpg

こんな感じでGoogle Earthに書き出すこともできます。
ishiold001.kmz

ishiyong01.kmz 

oldpeson.jpg65歳以上人口

ishiyong001.jpg15歳未満人口

「地図太郎」で扱うために、Shapeファイルを作りました。解凍して使ってください。
「地図太郎」は、地形図とか重ねたり、聞き取りエピソードや写真を埋め込む時に便利ですね。kmlにも書き出せますし。
ishipop2010.zip
ishioldtest.jpg




 
 
posted by いとちり at 17:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月03日

オンライン地形図閲覧サービスのゆくえ−日本とスイスの比較から

 スイス政府の広報サイトに、同国の国土地理院にあたる連邦地形測量所(Swiss topo)について興味深い記事がありましたので、リンクを貼ります。

新たな道を描く
デジタル化時代でも「従来の地図製作には役割がある」
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=35106496

 創業175年。山岳地域の防衛の需要もあったのかもしれませんが、スイスでは「地形図」が生活に密着しています。本屋さんはもちろん、駅のキオスクにも地形図が売っているというお国柄。日本でも、居ながらにして(日本語で)通販で買えます。
 ○スイスの官製地図(マップショップ)
http://www.mapshop.co.jp/products/list.php?category_id=371

で、本題です。記事でも紹介されていますが、このSwiss topoのサイトのご自慢、「旧版地形図のWeb閲覧」サイトにリンクを貼ります。
http://map.swisstopo.admin.ch/
スイス全土の地形図が1938年から2011年まで、段階を追って見られる上、2つの時代を比較(重ね合わせて透過度を調節する形で)見られます。
junave1938.jpg1938年のジュネーブ
jnave2011.jpg2011年のジュネーブ

 日本でも、こんなサービスがあるのか・・・ないわけではないですし、それなりにすごい技術を持っているのですが、予算の制約と、“地図文化”の違いか、なかなかできないのが現実のようです。

 日本を代表する官製のオンライン地図サービスに「電子国土」があります。今年2月に、新たに「Web Next」という新サービスができ、kmlファイルの読み込み・書き出し等ができるようになりました(まだ機能は限定的なようですが)。
電子国土Web Next
http://portal.cyberjapan.jp/site/mapuse4/index.html
例えば、このサイトのkmlファイルを入れてみますと・・・
http://igg01.gsj.jp/vsidb/image/
こんな感じになります。日本の地図は2500分の一まで拡大できます。世界地図(地図帳ライクな標高区分図と、白地図)がありますので、画像として切り出して提示するのに便利だと思います。
kazan.jpg
ただ、今のところ、読み込めるkmlファイルの種類が限られているようで、私がよく作るような、「無料GISソフトで作る手作りkmlファイル」はうまく読み込んでくれません(Google Earthでは普通に読めます)。
“一般的なKMLファイル” じゃないのかもしれません。
denshikokudo.jpg

 スイスでは2007年から連邦法で、地図を提供する業者は、最新の地図と同時に、過去の地図データを必ず公開することが義務付けられているそうです。国家が率先してそれを行っているわけで、日本の国土地理院も是非、旧版地形図の「電子国土」での公開を検討して欲しいものです。
 日本の測量法(昭和24年6月3日 法律第百八十八号、最終改正:平成23年6月3日)にはこんなことが書かれています(原文はこちら

国土地理院の長は、基本測量の測量成果及び測量記録を保管し、国土交通省令で定めるところにより、これを一般の閲覧に供しなければならない。(27条の3)

国土交通大臣は、基本測量の測量成果のうち地図その他一般の利用に供することが必要と認められるものについては、これらを刊行し、又はこれらの内容である情報を電磁的方法(電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法をいう。以下同じ。)であつて国土交通省令で定めるものにより不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置をとらなければならない。

27条の2)

・基本測量の測量成果のうち、地図その他の図表、成果表、写真又は成果を記録した文書(これらが電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)をもつて作成されている場合における当該電磁的記録を含む。第四十三条において「図表等」という。)を測量の用に供し、刊行し、又は電磁的方法であつて国土交通省令で定めるものにより不特定多数の者が提供を受けることができる状態に置く措置をとるために複製しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、あらかじめ、国土地理院の長の承認を得なければならない。
(第29条)


 地形図をデジタル化して、用意するのは国交省と国土地理院に義務があるようですが、実際にアプリ等をつくる場合は許可制になっています。法解釈はいまいちよくわかりませんが、「基本測量の成果」
の中に、旧版地形図が入るのかどうかとなると、難しいような気がします。
 何はともあれ、ニーズが高まり、世論が出来上がって初めて政策が動くと思います。
 「今昔マップ」http://ktgis.net/kjmap/のようなシステムが、国のバックアップの下で全国展開する日が来ることを祈るばかりです。
posted by いとちり at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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