2021年10月31日

「地理総合をどう教えるか」(GIS NEXT:2021年10月号)

 no77_covs.jpg













   


   GIS(地理情報システム)の業界紙、「GIS NEXT」の特集で、インタビューをしていただきました。
 Zoomによるオンライン形式での質疑応答で、あれこれお話し、笑いの絶えない和やかなインタビューでしたが、カチッとした内容になっていて、恐縮しています。

 同じ特集で記事になっている先生がSNS上でおっしゃっていましたが、地理教育、GISの教材化の前線にいる3人の教員が、ブレずにそれぞれの持論を述べ、編集部がそれを的確にくみ取っていただいたと思います。ともすれば我々の業界(地理の教員)ではよく聞く「ネタ」でも、普段は教育とは縁が薄い技術者や行政関係の皆様にとっては新鮮な話題提供になっているのではないかと思います。

   高校時代”理系”で、”地理”に関わった方が多い世界かと思いますので、必修化される「高校地理」の立ち位置を見ていただいて、積極的に関りを持って欲しいと思います。いわゆる「進学校」と言われる普通科高校よりも、土木や製図、農業やマーケティングに直に学ぶ実業高校や総合学科高校の方が、より「GISの現場」に近いと思いますし、どんな学校に行っても「地理」や「GIS」は着実に教わる(少なくとも紹介はされる)はずです。後は、高校の選択や大学での専攻如何にかかわらず、「地理の言語がわかる」(読む・描く・聞く・話すの四技能)+自らトレーニングメニューを組み立てられる教員、「GISが使える」教員を(本文中でいう”ニュー・プロパー”)を増やしていくのみです。

 編集部に許可を得て、掲載記事をPDFでアップします。
 ご意見・ご感想を頂ければ幸いです。

posted by いとちり at 21:16| Comment(0) | マスコミ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月10日

タブレットで修学旅行にGIS‐「GIS NEXT」2016年4月号

 GIS(地理情報システム)関係の業界誌、「GIS NEXT」でインタビューをしてもらいました。
 3月の日本地理学会で発表した沖縄の「デジタル地図帳」についての話題や、いろんなところで自虐的にお話させてもらっている「砂利道バイク」理論(ネット接続も、機材もガタガタな公立高校でデジタル地図を走らすには独自のノウハウが要る。サーキット”(大学・研究室)のやり方をちょっとコンパクトにするくらいでは太刀打ちできない)等を、述べております。
 「注目の応用研究」というサブタイトルが、ふさわしいのかどうかはさておき、エンジニアさんや、専門性の高い企業関係者の方に、学校教育の本音がちょっとでも伝わればと思います。

next-top.jpg
〇記事はこちら next2016-4.pdf
posted by いとちり at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マスコミ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月05日

NIE報告会(静岡新聞2016.3.5)/地理学会ポスター

 2月19日に静岡新聞社で行われた、NIE(教育に新聞を)の実践報告会の模様が、本日3月5日付の静岡新聞で特集されています。 
 私自身の報告内容と発表資料は、いとちり(2月20日付)にあります。

f0059.jpg

 今回は、NIEがらみの報告でしたが、技術面を含めた報告は、来る3月21、22日に行われる日本地理学会(早稲田大学)のポスターセッションで行います。ポスターの原案が出来ましたので、併せてそちらもアップします。ご来場の予定がありましたら、ポスター発表会場をのぞいてみてください。学校行事の関係で、本人がいるのは3月21日のみですが、iPadの現物を持ってご案内していると思います。
 予稿は、いとちり(1月21日付)にあります。
postertest.png

posted by いとちり at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | マスコミ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月05日

NIE実践事例(毎日新聞:2015年11月3日朝刊)

  教育におけるGIS活用事例表彰で「毎日新聞社賞」をいただいた縁で、毎日新聞で取り上げてもらいました。再掲になりますが、授賞式でのプレゼンスライドとセットで載せます。
 現在、「第二期生」の準備にかかっています。時代や地域をぐっと広げて作れればと思っています。今のところ、「ふじぶらり」のオプション機能ですが、いずれは「沖縄記事ぶらり」(仮称)のようなものを作りたいと思っています。

  記事を集めてストックして、地図の上に載せて、現場で見ることで、今まで修学旅行コースとは縁もゆかりもなかったような場所でも面白いスポットになると確信しています。最近、中国や近隣の国々からの観光客がどどっと押し寄せて、観光バスが不足気味というニュースが入ってきます。空港でお出迎えして、定番ルートを通って空港にお送り・・・・・あるいは「那覇・国際通り(でのみ)自由行動」だけでなく、例えば朝、どこかの街に生徒を降ろして夕方に迎えに来る。あるいは自力で帰ってらっしゃいというような形にするとかして、旅のお供にタブレットというようなスタイルがあってもいいのではないかと思います。

 地元、沖縄の新聞でも改めて取り上げてもらえるようです。受賞をきっかけに、さらにアプリを育てていければと思っています。
FullSizeRender.jpg


【リンク
 ●記事ぶらりプロジェクトwith 沖縄タイムズ(いとちり:2015年2月2日)http___viewer.okinawatimes.co.jpg
 修学旅行の研修の模様。沖縄タイムズ紙でも取り上げてもらいました。





posted by いとちり at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | マスコミ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

NIE(教育に新聞を)実践(静岡新聞2014年12月14日)

  静岡新聞の教育欄に寄稿させてもらいました。
  だいぶ前から校長経由で依頼されていたので、常に頭の隅に何を書こうかと考えつつ、日々の授業をやってきました。800字というのはなかなか難しいものです。

 本文中では触れていませんが、12月のお題は「フリー」で、3か月分の新聞を切りまくった上で、中日新聞・東京新聞主催の「新聞切抜きコンクール」に出展します。楽しくせっせとやってくれてますので、小さな賞でもいただければ、励みになると思います。

shizuoka20141214.jpg
posted by いとちり at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マスコミ紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする