2014年08月23日

復旧・救援・ボランティアのための「地図太郎」マニュアルfor広島

 2011年3月、東日本大震災直後に「東京カートグラフィック」さんが、GISソフト「地図太郎」を災害復興支援用途に対して無償でライセンス提供をされました。それを意気に感じて、地図太郎マニュアルを書きました。ボランティアセンターのパソコンに入れてもらって、現状把握や次から次に届くであろう支援要請や、ボランティアの交通整理に役立ててもらえたらと思い、書きました。

 あれから3年。奇しくもその東北で、今回の広島の惨事のニュースに触れてきたわけですが、帰ったらまた改訂するかと思い、書きました。ただ、今回に関しては、ソフトの使い方をゼロから解説するのではなく、対象地の地図データを含めて、開いて印刷するだけのパッケージにしました。住宅一軒一軒の配置や形もわかる2500分の1の国土基本図、標高メッシュ、ボランティアの方が作られた土砂崩れ発生地点の3点セットですが、圧縮しても200MB近くという結構重たいものになりました。国土地理院から一つ一つ落とすには、手間もユーザー登録も必要ですし、例によって今回の災害に関するデータ扱いは、事後承諾でOKのようなので、「チンして並べるだけ」にさせてもらいました。

 「地図太郎」の方は、どのような扱いになるか今のところわかりませんが(一応、東北に出る前にお願いだけしておきました)、印刷以外は試用版でも動くので、ぜひ「地図太郎Plus」をダウンロードしてもらって、このワークファイルを開いてもらえればと思います。

 広島県は、これまでも、これからも、自分にも、自分の家族にも切っても切り離せない大事な場所です。
新幹線で4時間、遠く離れてるとこんなことしかできませんけど、安くて使える地図のご用命は、どうぞ遠慮なく言っていただければと思います。

【地図太郎Plusはこちらから】

※レギュラーの「地図太郎」と「地図太郎Plus」があります。高機能版の「地図太郎Plus」にしか入っていない機能を使っていますので、「地図太郎Plus」をダウンロードしてください。
【データ一括ダウンロード】
※183MBあります。重たいですが、完全オフラインで動くはずです。

【そしてマニュアルはこちら】

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2014年08月17日

自分で作るハザードマップマニュアル―想定浸水域と浸水深を知る

 ここのところ、「観測史上最大」とか、「避難勧告」とか水害に関するニュースがなじみ深い場所で頻繁に起こります。その都度、「ハザードマップはどうなってるんだろうなあ」「何か役に立てないものかなあ」「ちょっとでも前線や台風の進路がずれたら明日は我が身だなあ」と思いつつ見ています。
 備えあれば何とやらではないですが、国土交通省が全国のハザードマップを基に作った「想定浸水区域」なるデータを公開していますので、自分の持てるスキルと予算(後者はほぼゼロなんですが)で利用できるマニュアルを書いてみました。

 市町村ごとに出されているハザードマップですが、このデータは都道府県ごとにまとめられています。それ故に、市町村や河川の流域によって段階値が異なったり(例えば、富士市は5段階、沼津市は7段階)、データそのものが重たかったりするので、やや原始的ながら、Excel上で切り分ける方法も書いています。
Google Earthの標高値が最低1mからなので、「水深50cm」とか表現できないのですが、まあ膝元まで浸かるということで、見てもらえればと思います。

 津波の到達水深とか、いろいろと応用できると思います。ゼロからMANDARAを動かして生徒に作らせるにはかなりハードルが高いですが、休み明けの授業で「自作洪水ハザードマップ」を見せてみるのもよいかもしれません。



PDFファイル版はこちら

富士市(潤井川)の浸水域kmlファイルはこちら
uruigawa.jpg
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2013年10月07日

「ふじのくにオープンデータカタログ料理法」その1 Shapeファイル

  

「都道府県では初となるオープンデータのポータルサイト」という触れ込みで、静岡県が、手持ちの行政情報を改変・再配布自由な形で公開しています。地理情報も結構ありますので、教材としてどう使えるかはわかりませんが、手元のGISソフトでちょっと料理してみたいと思います。

http://open-data.pref.shizuoka.jp/htdocs/

 データの形式は様々で、GISデータの標準系である「Shapeファイル」形式のもの、緯度経度座標を入れたcsvファイル、X,Y軸で表した「平面直角座標系」など、様々です。試しに、Shapeファイルをいじってみました。
 
shigaika.jpg

(1)ダウンロードと解凍

zip圧縮のファイルをダウンロードして解凍します。
shapeファイルですから、3点セット。なんかたくさん入っています。
yoto.jpg
(2)「地図太郎」で開いてみます。

ファイル⇒他形式で読み込み⇒Shapeファイル(平面直角座標系)の順で指定します。
デフォルトはこんな感じです。
first.jpg

「グラフ・色分け」⇒「色分け表示(種別)」⇒「項目」⇒「結合しているcsvデータ」で、用途地域を選んで塗り分けるとこんなかんじになります。

taromap.jpg

必要な項目を選んで絞り込んでみます。
shibori.jpg


拡大して、地形図をバックにしてみました。これで印刷して「ゾーニング」を説明する教材にしてもよいかもしれません。

shigaichiiki.jpg

kmlファイルに書き出して、Google Earthで見ることもできます。
「市街化調整区域」の範囲を塗りつぶしてみました。

choseikuiki.jpg


 教材として何に使えるのか、イマイチよくわからないままですが、kmlにすれば、タブレットやスマホでも見ることができますので、「あ、ここから用途区域が変わった」とか見ながら歩くことも出来るかもしれません。
また、最近増えている郊外型のショッピングモールは、工場跡地に建っていることが多いので、それらの分布を落としてみて、「工業地域の用途替えだね」ということを実感してもらってもいいかもしれません。
 

 以上、マニュアルとも言えない説明ですが、Shapeファイル編でした。

posted by いとちり at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | マニュアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

地図太郎×Google Earthで鳥瞰図を作ろう

なかなかに便利なので、メモします。
日本地図センターの「彩色地形図閲覧」をGISソフト「地図太郎」を使って立体化してみましょう。


(1)「彩色地形図」のサイトを「地図太郎」から呼び出します。
0ダウンロード.jpg
(2)リンクをクリックすると、Webサイトに飛びます

001彩色地形図閲覧.jpg
(3)地図やキーワードで目的の地図を探します。
002地形図閲覧のサイト.jpg
(4)目的の地図を開き、右クリック⇒「画像に名前を付けて保存」で保存します。この時、ファイル名(地図番号)をいじらないようにします。
004図名富士山.jpg
(5)ダウンロードした彩色地形図を「地図太郎」で開きます。(背景地図⇒背景地図を開く)
7地図太郎読み込み.jpg
(6)「画像に名前を付けて保存」でkmlファイル付属形式で保存します。
8画像イメージ.jpg
(7)できあがり
fuji000001.jpg
posted by いとちり at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | マニュアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月21日

「農林業センサス」を地図化する

 農林水産省が出している「農業の国勢調査」とも言うべきデータ、「農林業センサス」を、MANDARAで地図化する方法をマニュアル化しました。母校で「耕作放棄地」について興味を持って勉強している(らしい)うちの教え子にFacebookのメッセージでああでもないこうでもないと質疑応答していたのですが、急がば回れということで、マニュアル化した次第です。

 ExcelのVlookUp関数がちょっとややこしいですが、後は普通のMANDARA操作です。ちなみに、国勢調査はこんなにめんどくさい「表合わせ」をしなくても、勝手に読み込んでくれます。

【ダウンロード】

agri-itochiri.pdf(1.3MB)

census.jpg
posted by いとちり at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マニュアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする