勤務校で、いよいよ1人1台端末体制が整うことになりました。ただし、Chrome Bookというネット端末なので、パソコン実習で愛用してきたGISソフト「MANDARA」(Windows版)が使えません。ただ、MANDARAには、Web上で動作する「MANDARA-JS」というアプリがあります。かゆいところに手が届かないということで、あまり使ってきませんでしたが、必要に迫られつつあるので、春までに教材やマニュアルを作っていこうと思います。
第1弾として、ネット上にある統計資料を地図化する(加工したものを表示する)をする手順をまとめてみました。
帝国書院さんのサイトから、「世界のビールの生産量」の統計をお借りしました。
EXCELで加工して、国を並べ替えて、MANDARAーJSで読めるようにして・・・と、いろいろ下ごしらえはあるのですが、そのあたりの説明は省いて、ダウンロードするだけのファイルを作りました。授業では、Google Driveなどを使って配布することになると思います。
(1)まずは、こちらのファイルをダウンロードしてデスクトップなど適当なところにおいて下さい。
(2)次に、Webアプリ”MANDARA-JS"を開きます。「最初の状態から始める」を開いて下さい。
(3)メニューボタンをクリックします
(4)ファイル→属性データ読み込みを開きます
(5)下のウインドウに、先ほどダウンロードしたファイルを移して”OK”をクリックします。
(6)「描画開始」ボタンをクリックすると地図(ビール生産量)が出ます。
(7)「重ね合わせ」ボタンをクリックして「描画開始」をクリックすると、異なる2種類の地図が重なった状態(ここでは世界シェアと生産量)が表示されます。地図の拡大縮小や、国にカーソルを合わせるとデータの読み取りなどができます。