GIS(地理情報システム)の業界紙、「GIS NEXT」の特集で、インタビューをしていただきました。
Zoomによるオンライン形式での質疑応答で、あれこれお話し、笑いの絶えない和やかなインタビューでしたが、カチッとした内容になっていて、恐縮しています。
同じ特集で記事になっている先生がSNS上でおっしゃっていましたが、地理教育、GISの教材化の前線にいる3人の教員が、ブレずにそれぞれの持論を述べ、編集部がそれを的確にくみ取っていただいたと思います。ともすれば我々の業界(地理の教員)ではよく聞く「ネタ」でも、普段は教育とは縁が薄い技術者や行政関係の皆様にとっては新鮮な話題提供になっているのではないかと思います。
高校時代”理系”で、”地理”に関わった方が多い世界かと思いますので、必修化される「高校地理」の立ち位置を見ていただいて、積極的に関りを持って欲しいと思います。いわゆる「進学校」と言われる普通科高校よりも、土木や製図、農業やマーケティングに直に学ぶ実業高校や総合学科高校の方が、より「GISの現場」に近いと思いますし、どんな学校に行っても「地理」や「GIS」は着実に教わる(少なくとも紹介はされる)はずです。後は、高校の選択や大学での専攻如何にかかわらず、「地理の言語がわかる」(読む・描く・聞く・話すの四技能)+自らトレーニングメニューを組み立てられる教員、「GISが使える」教員を(本文中でいう”ニュー・プロパー”)を増やしていくのみです。
編集部に許可を得て、掲載記事をPDFでアップします。
ご意見・ご感想を頂ければ幸いです。