二宮書店の教員向け雑誌『地理月報』の連載記事「いとちりの防災教育にGIS」の最新号が出ました。
「シーズン2」の4回目。再び北は北海道から南は九州まで、全国各地の「防災ネタ」を独自に地図化した話題をお届けしてまいります。来年の連載完了時には、「シーズン1」からの記事と新たに書き加えたものを含めて単行本化される予定ですので、せっせと先を書き進めています。
さて、今回は北海道です。シーズン1では、「雪とに挑む190万都市」と題して、札幌市の雪害と除雪事情を取り上げました(二宮書店:Web地理月報所収)。今回は、2018年9月6日の「平成30年北海道胆振東部地震」とそれに伴って発生した全道ブラックアウト(停電)を取り上げました。
大停電と言えば、2019年9月の台風15号による千葉県の被害が記憶に新しいところですが、ICTに依存する今、広範囲かつ長期にわたる停電のリスクを私たちは常に抱えています。なぜ北海道でこれほどまでの大停電が発生したのか、送電線マップを使って検証しています。


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