2018年08月01日

【連載】地理教師のためのハザードマップ料理法(4) GeoTiffファイルを盛り付ける

 連載の4回目です。位置情報を持ったハザードマップ画像(Geotiff)ファイルを作りました。
 位置情報を持っていますので、様々なソフトで開いて更に料理することが可能です。ただ、ファイルサイズが大きいので、非力なコンピューターやスマホなどではちょっと扱いが大変かもしれません。代表的な利用法を紹介します。

 Google Earthの上位バージョン、Google Earth Proでは、Geotiffファイルを直に読み込んで重ね合わせ、KMZファイル(画像つきの情報ファイル)に書き出すことが出来ます。

(1)「ファイル」→「インポート」を選びます。
(2)読み込むファイルの形式から「Geotiff」を選びます。
(3)保存されている場所のGeotiffファイルを読み込みます。
(4)このような表示が出てきたら、「縮尺」を選んでください。
3−3問いかけ.jpg
(5)Google Earthの上にハザードマップが表示されました。長い道のりでした。
3−4完成.jpg
3-7立体化.jpg

有償のソフトですが、Geotiff画像を読み込んで大判印刷(A4の紙を何枚も重ねての印刷)をしたり、スマホ向けに軽いサイズのKMZファイルにすることが出来ます。
以下の図は、地図太郎Plusでファイルを読み込み、縮尺を2500分の1にして大判印刷をかける仕様の画面です。
A4で17枚の「ビッグハザードマップ」を作れます。
3-5地図太郎.jpg
地図太郎で再度ファイルを書き出す際、画像ファイルの形式(Geotiffから軽いpngやjpeg)に変えて、kmlを別々に書き出すと、ファイルサイズは10分の1以下になります。Goole Earth Proでない一般のGoogle Earthでも開けますし、スマホやタブレットでも開けるようになります。
3-6地図太郎2.jpg
3.Avenza Maps(スマホ・タブレットアプリ iOS/アンドロイド対応)
有償アプリですが、無料版でも一度に3枚まで、Geotiff画像を読み込んで、オフラインでGeotiffファイルを見られます。
GPSで現在地を表示したり、写真やメモを地図上に埋め込んだり、歩いた軌跡をルートで記録したりすることができます。
 以下、現地フィールドワークで使ったタブレットのスクリーンショットです。左の写真中央、青い丸が現在地、「地図マーカー」と書いてあるアイコンに触れると写真にリンクします。

avenza01.jpg avenza02.jpg

posted by いとちり at 18:22| Comment(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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