2017年09月23日

「新しい地図」を読図する

 元SMAPの3人のファンサイト「新しい地図」をめぐる解釈がネットで話題なんだそうです。 
 地図学会でお世話になっている先生が話題にされていていました。色々と言葉の解釈で盛り上がってるのですが、あえて「地図」として読み解いたらどうなるんだろう。
と考えてみました。
newchizu.jpg

(1)視点を変えると実は「正確」な地図である。

古い(一般的な)地図と全く逆に使うと正確になります。
 つまり・・・
 ・南向きに立つ(普通の地図は北が上なので北向きに立つ)
 ・空を見上げる(普通の地図は上から見下ろす)
 ・太陽に向かう方向で、空を見上げると、東西南北は正しい。

 背景が空というのは、そういう見方をして欲しいと解釈できます。

(2)見下ろす地図から見上げる地図へ

ここからは地理というよりも、国語的心情理解ですが、

・今までの自分達は、上からの目線(自分達が偉そうというわけではなく、自分達の立ち位置よりも更に上の人からの視点)で見られながら
・自分たち自身を含めた「市場」を俯瞰してきた
・これからは、自分達の目線で、「空」(さらなる高み)を見つめたい
方向性は示すから、ついてくる人はついてきてほしい 

 という意図が読み取れます(というか、地図から想像することができます)

 どんな地図でも「描き手」がいて「読み手」がいて、「伝える情報」があります。少なくともそれらが成立しなければ、ただの「絵図」です。なんかコマーシャルするようですが、昨年書いた拙著『地図化すると世の中が見えてくる』の第一章一本目にそういう話を書きました。幻冬舎さんがWebマガジンでダイジェスト版を作ってくださったので、記事のリンクを貼ります。
gento.jpgchizuka.jpg

稲垣吾郎、草g剛両名は、同い年です。香取君の「新撰組!」は毎週楽しく観ていました。
役者としても働き盛りですし、大きな組織を離れてセルフマネジメントを試みる彼らの取り組みに注目して行きたいです。


posted by いとちり at 08:17| Comment(0) | いとちりのコンセプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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