公開されているデジタル地理情報を組み合わせて、ハザードマップを作ろうという試みを、2011年の文化祭(静岡県立吉原高校)で行いました。富士市と福島県南相馬市の比較などを行い、大変反響をいただき、あちこち巡回展をしたり、とどめには「国土交通大臣賞」もいただきました。
あれから3年、「ハザードマップ展」が帰ってきます。明日、6月1日、静岡県立裾野高校の文化祭、主催は今年から顧問を務める郷土研究部マップ班であります。
やっと設営もおわりましたので、こんな感じということで写真をアップします。
裾野市の町内会と避難所分布図
安政東海地震の津波浸水域図(沼津市付近)
富士山東南麓の表層地質区分図
地図の見どころ、今後の予定(早速「ツアー」を予定中。あと、AR(拡張現実)技術と組み合わせてパワーアップさせていきます)。等々、展示が終わってからじっくりと説明したいと思います。
気分は「やっと田植えが終わった農家」という感じです。あとは、どれだけの方に「青田買い」していただくか、ちゃんと「収穫」に持っていけるか、そしてそれを種に更なる“耕地”(活動範囲)を拡げるかでありますが、市長さんをはじめ、様々な方に見ていただけるようなので、部員一同張り切っております。
お近くの皆様、ぜひ裾野高校に足をお運びください!。
【リンク】
2011年の模様など。(いとちり:2011年10月27日付)
ふじのくにオープンデータカタログ
データは主にこちらからいただきました。
「オープンデータを使った汎用性の高い防災教育教材の開発」は、私の今年の科研費(奨励研究)の研究テーマです。
裾野西小「2014サマースクール」7/26〜27
以上2ヶ所で展示をお願いします。