2012年05月09日

5mメッシュで描く50cm段採図

 国土地理院の5mメッシュ標高データが富士市をフォローするようになりました。身近な地域の地形を見るのに大活躍しています。等高線ではなかなか分かりにくい微地形もきれいに描けます。  間もなく梅雨のシーズンです。「ゲリラ豪雨」等があったとき、どこに水がたまりやすいのか、どのあたりが冠水しやすいのか(実際に冠水するのか)等、予測するのによいのではないかと思います。    富士市には、「島」がつく地名が多いのですが(高島、青島、水戸島、五貫島など)、富士川や潤井川が氾濫を繰り返してきた際にできた自然堤防地形です。ちょっと陰影をつけると、その微高地がわかります。  Google EarthでみられるKMZファイルを添えますので、地元の皆様、よその皆様もご活用ください。 50cmtago.jpg urui01.jpg 50cmtago.kmz(標高のみ) lowland5-01.kmz(地形図入り) 【リンク】 ○基盤地図ダウンロードサービス(国土地理院) 登録が必要です http://fgd.gsi.go.jp/download/ ○東京カートグラフィック(地図太郎) 描画に使ったソフトです。 http://www.tcgmap.jp/product/chizutaro/ ○やさしい航空レーザー測量のはなし(国土地理院) http://www1.gsi.go.jp/geowww/Laser_HP/anime_yasashii.html 5mメッシュはこのような方法でデータ化されています。さながら現実世界を巨大なスキャナーでスキャンするイメージでしょうか。アニメーションもあり、原理を説明するのに有効です。
posted by いとちり at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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