2012年01月22日

「世界空港マップ」を作る

 「日本の空港」の点データは、割と簡単に手に入るのですが、例えば日本から各国への国際線がどう飛んでいるのかや、最近何かと話題の格安航空(LCC)がどんな路線展開をしているかなどを地図化しようと思うと、どうしても外国の空港の点データが必要になります。
 探してみたところ、あるにはあったのですが、これがまた厄介な代物で、民間空港だけでなく、空軍基地や、小さな飛行場まで全部網羅してくれています。
http://www.vdstech.com/map_data_world.htm

で、フリーウエアの本格派GISソフト、Quantum−GISを使って、「普通の空港」のみを取り出してみました。ちょっと備忘録に手順を載せておきます。
●ソフトのダウンロードはこちらから:http://www.qgis.org/

(1)まず、「レイヤ」「ベクタレair01.jpgイヤの追加」で、空港のshapeファイルを読み込む。








(2)「属性テーブルのオープン」ボタンをクリックして、一覧表を出す。
(3)検索と絞り込みを行って、必要のない空港を削る。
air02.jpg@例えば、"USE”のカテゴリが999のものを抽出。
air03.jpg
A該当のものを抽出して、をクリックすると、右隣の×印(削除)がアクティブになり、選択したものを削除できる。


air04.jpgB5414か所もの(!)小さな飛行場を削除する。







(4)同様にUSE の8(軍用基地)を削除する。一応、軍民共用空港は残しておく。
(5)「レイヤ」「名前を付けて保存」で、新しい点データのShapeファイルとして保存する。
日本付近を表示したのが以下の図です。これらの空港同士を線でつないで新たなレイヤ「航空路線図」を作って、便数や利用客数等をMANDARAで表現できるようにしようともくろんでいます。air05.jpg









選択した範囲のみをShapeファイルとして書き出すこともできますので、アジアならアジアだけのデータを作った上でMANDARAに読み込ませた方が、負担がかかりません。
MANDRAの「マップエディタ」でそれぞれのShapeファイル(海岸線、空港、路線)を別々に読み込んだ上で、「地図データとして保存」すれば、後は便数や会社別で色分け、線の太さ等の変更はMANDARA上でできます。
asiaairtest.jpg









別に曲げて描く必要もなかったのですが、ラインをひいてみました。
【ダウンロード】
世界の民間旅客機が発着できる空港のみ(たぶん)を抽出した、点データのShapeファイルです。
world-air.zip
世界地図の白地図(ポリゴンデータ)です。Q-GIS初期設定でベタ塗りになってしまう場合は、塗りつぶしの設定を替えてみてください。
world-shape.zip
「地図太郎」経由でkmlファイルにしてみました。なかなか壮観です。もちろん、各ポイントをクリックすると空港の滑走路が出てきます。
worldairport.kmz
euroair.jpg







posted by いとちり at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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