2011年12月28日

MANDARAで描く発電所マップ

 2学期の終わりに、久々にMANDARAを使って実習をしました。

 何かと話題の電力問題を図示してみようということで、「国土数値情報」から発電所のデータをとってきて、MANDARAで加工しました。
 分布図を描いた上で、Google Earthで表示すると、出力を棒グラフで示すことができます。40分授業だったので、詳しい分析はできませんでしたが、
「うわ、原子力の出力ってものすごいんだなあ」ということや、「火力発電所って意外と大都市の近くにあるんだなあ」というようなことが一目瞭然になりました。

 MANDARA用ファイルと簡単な手順を置きます。
 作業がめんどい方は、「教育GISフォーラム」のGoogle EarthデータBarの方にKMLファイルの完成品を置いておきますのでご利用ください
https://sites.google.com/site/egisforum/home/detabar/detabar15fadiansuochulimappu
 時系列での変化(例えば、原子力発電所がどのように増えて行ったか)や、設置者ごとの分布など、MANDARA上でいろいろ加工できそうですので、また追って教材化を進めてみたいと思います。

【データはこちら】
water.mdrm 水力発電所
karyoku.mdrm 火力発電所
nuclear.mdrm  原子力発電所

【使い方】
hatuden01.jpg(1)まず、MANDARAで発電所の分布図を描きます。







hatsuden02.jpg(2)ファイル→KMLファイルで保存








(3)出力するKMLファイルの名前をつけて、各種設定を決めます。

hatsuden03.jpghatsuden04.jpg














(4)KMLファイルで保存したうえで開くと、発電量に応じた棒グラフが描かれます。
hatsuden05.jpg


posted by いとちり at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | マニュアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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