月刊「地理」2011年4月号より、短期集中連載を始めました。
教科書や地図帳でおなじみの、「帝国書院」の創業者、守屋荒美雄(もりや すさびお:1872〜1938)の伝記です。氏については、当ブログでも取り上げてまいりましたが、改めてフィールドワークを試み、「土地」にこだわって綴ります。
連載は、生誕から少年期、上京して教師となり、一念発起して「起業」を志すまでのダイジェスト版です。本編は、出版目指してせっせと取材を続けています。
お陰様で好評です。「元気が出た」「鼓舞された」というお便りも頂きました。近頃、「地理教育は危機的だ」というのがあいさつ代わりのようになっています。電気(GIS)だろうが伝記だろうが総動員して、せっせと地理を元気にする(・・・なんて、韻を踏んでみました)ことが、この101歳違いの大大大先輩に対して私ができる事かなと勝手に考えています。
「いとちりポータル」の方に、PDFファイルをアップしました。例によってサイドストーリーもまた載せて行こうと思います。それにしても、「神田神保町」というのは、わくわくする街ですね。
2011年04月04日
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