2011年04月02日

第1回「防災フェロー」育成講座@静岡大学

 朝9時から夜6時まで、みっちりと講義を聞いてまいりました。今日のテーマは「水理学」。読んで字のごとく、「水の物理」であります。

 防災担当者として、地理教師として理系の知識が足りないので、いっちょ勉強しようと申し込んだこの講座、初手から
「大学の理系の講義の洗礼」を受けました。最初は数式の意味(アルファベットがさしているもの)を追っかけるので手一杯。ギリシャ文字が出てくるわ、微分積分が出てくるわ、「Oh!NO!」という感じでしたが、不思議なもので「外国語」のシャワーを集中的に浴び続けていると、何となく「わかった気になる」ようになってきました。ほんとは全然わかってないんですが、耳が慣れてくるというか、頭に回路ができるというか、最後の1コマになって、「ああ、なんか面白いなあ」
と思えるまでになりました(強がり抜きで)。
 洪水の浸水ハザードマップとか、ダムの設計とか、こういう原理で作っているのかというエッセンスは学べた気がします。ちゃんと「宿題」も出ているので、例題を見よう見まねで解いてみます。
 
 で、ここからがわが本業であります。どうやって自分の授業、地理に生かして行くか。調べてみると、結構水理実験の動画がアップされていますね。地形分野から派生させて、「水理って面白い」「土木っていいかも」という子を少しでも増やせたらいいんじゃないかと思いました。いくつか面白かったものにリンクを貼ります。

(1)土石流実験
http://www.videoklipai.com/-s8ye2KKepNeMkKI.html
 砂防ダムがある場合とない場合の違い。我らが地元、潤井川の源流(富士山の大沢崩れ)にもたくさんの砂防ダムがありますね。ないとこうなる(かつてはホントにこうなっていた)んですよ。
(2)氾濫原と後背湿地
http://www.youtube.com/watch?v=fiR9K8Hr-sc&feature=related
独立行政法人土木研究所「実験河川ガイドウォーク」より。
いいですね。そのまんま授業に使えます。
(3)水中砂山崩し
http://www.youtube.com/user/arrc800#p/u/7/_vS5sZwKtwo
(2)に同じ。なるほど、こういう現象をせっせと数式で表していたのかという感じがします
(4)川の流れの観察・実験
http://www.youtube.com/watch?v=Ecvf93GjcFM&feature=related
Youtube.いったいいくつまでシリーズがあるのかというくらい、同名の動画があります。ただひたすら流れる川の水面を映します。ただ、万人にとっては「ただの川」でも、見る人が見ると数式があふれ出て来て、バリバリに「思考実験」ができるんでしょうね。やっぱりニュートン(水理の世界でも“父親級”です)は偉い。

 
水理学とGISは結構仲良しなようなので、メモ代わりにリンクしておきます。

(1)
水理解析とGISの連係(ハイドロシステム株式会社)
http://www.hydro-sys.co.jp/gis1/gis1.html
洪水シミュレーションの自動生成システム

(2)水理地質図(マップショップ)
http://www.mapshop.co.jp/cgi-bin/mapshop/shop/prod_class_search.pl?cl=25015__%BF%E5%CD%FD%C3%CF%BC%C1%BF%DE
札幌の地図屋さん。結構古いものが多いですね。

posted by いとちり at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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