昨日、富士市内の防災無線で「市民の皆さんは、3月29日に支援物資を持って富士山メッセへ集合!」というアナウンスがありました。計画停電があるとかないとか、真夜中に緊急地震速報(幸いなことに空振りが続いていますが)が流れたり、すっかり防災無線づいているこの頃ですが、「おっ!珍しいアナウンスだな」と感じた市民の方も多かったのではないかと思います。
どこに持っていくのかな?と調べたところ、行く先は、福島県の南相馬市だそうです。
原発の関係で「屋内退避」から「自主避難勧告」となり、とにかくモノが届かないため、市長さん直々に富士市長に要請があったとか。
必要物資など、詳しくは富士市のWebサイトで。
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/menu000029200/hpg000029178.htm
静岡県は、昨日、岩手県の遠野市に現地連絡本部を立ち上げました。
熱海市の観光協会は、熱海つながりで、磐梯熱海温泉に大量のタオルを送って、避難者の皆さんに使ってもらっているそうです。
静岡県の社会福祉協議会は、全国の社協の割り振りで、岩手県、特に宮古市を支援するそうです。
この春から一緒に仕事をすることになった先生は、福島県のご出身です。
私たちが楽しませてもらっている富士や富士宮の「地酒」の多くは、「南部杜氏」系だと聞いています。
何かとてつもなく大きな「災害」に素手で立ち向かっていた段階から、パートナーを見つけて、1対1の支援が始まろうとしています。県対県、市対市、家族対家族、1人対1人で「お手伝い」をしていければと思います。
ともあれ、南相馬市のみなさん、富士市民24万人がついてますからね!
計画停電下らしいですが、気を付けて持っていきたいと思います。
2011年03月27日
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