1月のセンター試験が終わってからの何時間か、「地理の勉強終了」モードになってしまった皆さんを相手に、「大学っぽい」「地理学」の授業をやっています。普段は、教科書片手に「教える」(Teach)立場ですが、世の中のトピックを拾い集めてストーリーに仕立てて、さらに学びたい人のために文献案内や先行研究を示す「講ずる」(Lecture)の作業はなかなか難しいものです。ぜひ、紹介された文献を手に取って、「大学での学び」の世界に触れてください。
第一回は、わが母校が推薦入試合格者向けに出した課題図書の解題です。「地理学科」なるところがどんな「学び」を要求しているのか(それを事前に知るためのテキストとしてはかなりハードですが)、「地理学」というのはいったい何をする学問なのか、「料理」に例えて講じてみました。
【第1回:”場所”の地理学―哲学と地理学のシンプルかつ重要な関係】
basho.pdf
2011年01月27日
1月恒例:伊藤「教授」の大学っぽい講義(1)場所論
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック