2011年01月15日

「水と電気の島・屋久島」(二宮書店:地理月報)

  おかげさまで今年(=来年度)も連載継続が決定したこのシリーズ。
  今回は、現地の先生に協力をいただいて「屋久島」をフィーチャーしてみました。
 
  電力の96%を水力発電で賄い、使いきれない電力で電気自動車を動かしていこうという屋久島。
  島内には唯一の県立高校があり、そこの地理の先生が、地理オリンピックの鹿児島県の役員をされています。先日、原因不明(渇水時の補助電力である火力発電所の故障?)の停電で3日ほど続いたとのこと。「エコの島」もなかなか大変です。

 解説にも書きましたが、いろいろ面白い情報が集まったので、「月刊地理」(いとちり式・・・番外編3) として投稿しました。掲載がいつになるかは未定ですが、電気自動車プロジェクトの最新事情もフォローしています。
201101.jpg
【ダウンロード】

 記事(PDFファイル)
 
解説記事とKMLファイルへのリンクはこちら。
 http://www.itochiri.jp/nino201101.html

【リンク】
屋久島電工株式会社
 http://www.yakuden.co.jp/
 通称「やくでん」。屋久島では、九州電力ではなく、この会社が実質的に配電を請け負っています。水力発電の歴史等、詳しく書かれています。

屋久島CO2フリーの島づくり(鹿児島県)
http://www.pref.kagoshima.jp/kurashi-kankyo/kankyo/yakushima/co2free/index.html
いろいろやってます。詳しくは、後日出る(であろう)「いとちり式番外編3」にて。

屋久島のお茶(Yakusima’s Tea industry:You tubeより)
http://www.youtube.com/watch?v=6qL4ucamRz4
 共同執筆者の永田先生の力作。先生は、私の「映像教材の師匠」でもあらせられます。
 昨年末、アメリカの地理教育協会(NCGE)のビデオコンテストに出品された作品です。

posted by いとちり at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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