ちょっと本を読んで感化されるところがあり、フリーソフトで電子書籍を作ってみました。
ちょうどいい時期になって来ましたので、私の「月刊地理」デビュー作である、「いちご処:静岡」(2006年10月号)を、iPad等で読むためのフォーマット、EPUB形式に変換してみました。
使ったソフトは、Siglilというフリーソフトです。英語版です。
http://builder.japan.zdnet.com/tool/product/10444914/10444918/
こちらのサイトに、マニュアルの日本語訳が出ています。手順どおりにやって行けば、結構簡単です。
http://miriamword.blog48.fc2.com/blog-entry-25.html
Wordから作るには、まずHTML形式(Webページフィルタ後)の形で保存した後、Siglilで開きます。
一番簡単なものならば、これで「EPUB形式で保存」すれば、電子書籍が出来てしまいます。
ページをどこで区切るかや、表紙をどうするか等、見やすくするには細かな調整が要ります。ちょっと「売り物」になるようなものを作ろうとなると、やっぱり専門の業者(特にDTPの割り付けとか)をお願いした方がいいのかなと思いました。
基本はHTML(HTML5というそうな)で、タグも表示できるので、ホームページ作りに慣れた人なら、動画とか突っ込んで、「手作りデジタル教科書」とか作れそうな気がします。
EPUBファイルは、パソコン上でも見られますが、ソフトによってはちょっと歪んでしまうようです。
最初、パソコン上でモニタしていたら「なんじゃこりゃ?」という感じでしたが、ipadにつないで、自動的に立ち上がるitunesから、自分のiPad上の「Book」というフォルダにファイルを入れてあげると、きれいに見ることが出来ました(iBookという、無料のアプリを入れる必要があるようです)。
EPUBファイルをアップしますので、iPadをお使いの方、よかったら見てみてください。サクサク動くと結構嬉しいもんですね。電子マニュアルとか、いいと思います。
慣れるつもりで、昔書いた論文やコラムを電子書籍化して行きたいと思います。「いとちりe-Bookライブラリ」でもそのうち立ち上げたいと思います。
【ダウンロード】
ichigo.epub(EPUBファイル)
ichigo001.pdf(PDFファイル:こちらはパソコンでも普通に見られます)
2011年01月10日
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