2010年09月18日

iPad白地図の用途を考える

  豊橋にある「マップクエスト」という地図ソフトを作る会社がiPad上で動く白地図アプリ「iMapPaint」をリリースしました。「製作中」のプレスリリースを見て、「こいつは面白い」と、夏休みに会社訪問をして、β版を見せていただいて以来、お付き合いが続いています。このたび、晴れてapple Storeに登場(無料)となり、「さあ、どう使うかなあ」と思案しています。

 ぱっと日本の白地図が出てきて、パレットから色を選んで、好きな県の上に指を置けば塗られる・・・ほんとにただそれだけのアプリ(失礼ながら)なのです。シンプルイズベスト、そのかわりやれ「重ね合わせ」だ「記号の大きさで表す」だ、「GIS」ライクな操作に慣れている人にとっては物足りないと思います。あくまで「白地図の色塗り」をものすごく速くできるアプリであるという立ち位置に立ってみることが必要であり、どんな統計をどう塗らせるか拡大縮小が容易なiPad的特徴をどう生かすかなど、パソコンGISとは全く別の観点から教材化を考えるべきかなと思いました。

 40人が一斉にこれを開いて授業なんてことになれば、またいろいろ面白いかと思いますが(電子ノート?)、当面は個人が楽しむか、「気鋭の塾講師」(それも小規模な)
の先生が、小中学生相手に日本地理を指導するような場面が浮かびました。意外と、「電子黒板」につないで見せても面白いかもしれません。
 とりあえず、いくつか図を描いてみました。同社のサポートサイトで「事例」を出していきたいとのことで、私も何かの縁なのでお手伝いしようかと思っています。

imap1.JPG【その1】
 中国地方の県を塗ると、当たり前ですが瀬戸内の島々も塗られます。「ああ、ここからここまでが広島で、ここからが愛媛なのね」と、地元の方や、このあたりの歴史に詳しい方には楽しいかもしれません







                              【その2】
imap3.JPG都道府県別の一人当たりの耕地面積が高い県を上位10県塗りつぶしてみました。Excelで並べ替えして、上から10県塗っていきます。パソコンでMANDARAを動かせば一瞬で描けますが、あえて県名を見ながら塗っていくのも勉強チックでいいのかもしれません。
 データは帝国書院の統計サイトを利用しました。いろいろあって、出典もわかって便利です。
posted by いとちり at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ipadで地理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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