静岡空港を拠点とする、「フジ・ドリームエアラインズ」(FDA)が、冬季ダイヤを発表しました。
最大の目玉(?)は、「静岡―松本線」の開設でしょう。
まあ、単体の路線というよりも、既存路線の延長線上(静岡―松本―札幌線、松本―静岡―鹿児島線)
なんですが、ちゃんと静岡―松本間が1万4500円(片道大人普通運賃)で搭乗できます。
この間、甲府に行って思ったのですが、日本列島(特に中部地方)って、ほんとに縦(南北)の移動が面倒なんですよね。故に交流は少ないですし、文化も隔たりがあるように思います。前にもどこかで書きましたが、高校の修学旅行が松本経由で白馬までバスだったのですが、松本に着くころには総員ぐったりというくらいに時間がかかって(しかも冬なので、ろくに歩きまわれず)「もう、二度と行きたくない」なんて思いながら今日に至ります(そういえば、松本行ってないなあ・・・・)。
Google Mapで調べてみると、静岡―松本が約3時間半(名古屋経由)、富士―松本が約5時間(身延線経由)、三島―松本で3時間半(新宿経由)と出ました。飛行機でつながると、フライト自体は30分ぐらいでしょうか。まあ、そうしょっちゅう利用する人もいないと思いますが、小松線同様、「ダイレクトにつながった」という心理的効果は大きいでしょうし、正規運賃は正規運賃としておいて、団体ツアーなどを共同で考えて行くなど、工夫するところはあると思います。
こんなに近距離でも飛ばせるのならば、次はいっそのこと「松本―静岡―羽田・成田」とか、「松本―静岡―関空」なんて作ってみてもいいのではないでしょうか。乗り継ぎ便の会社とのコードシェアにして、思いっきり安くするなどすれば、需要が結構あるように思います。
2010年09月01日
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