2010年06月23日

「富士山の日に休まない富士市」批判

 久々にYahooのトピックスに我らが富士市が出たと思ったら・・・・・。


「富士山の日」学校、おひざ元でも休みません

 静岡県教委が「富士山の日」(2月23日)に公立小・中学校などを休みとするよう市町教委などに求めている問題で、「富士山のおひざ元」の富士市教委は21日、所管する小、中、高校について2010年度は休日としないことを決定した。
 同市教委によると、同日の6月定例会で教育委員から意見を募ったところ、全会一致で休日化を見送った。
                            (読売新聞6月22日)



 現市長が自民党系で、昨年の県知事選で落選した自民党系の候補(元参議院議員)を口説いた張本人なので、現知事が提唱するキャンペーンの足を引っ張ることで「仁義」を通しているつもりなんでしょう。

 富士市長さんに言いたい。
「富士山を世界遺産に」の名誉顧問は自民党の大ボス、旧制静岡中学校出身の中曽根元総理ですよね。街の新名物になった「富士川楽座」平日に行ったら外国の人とかいっぱいいてよっぽどいい勉強になりますけどいかがなもんでしょうか?田子の浦漁港、土日はセリをやってませんけど、平日の朝、親子で見に行ったら楽しんじゃないですか?
(シラスには早いですけど)。
富士ヒノキ」の製材所だって、「煙突のないエコ製紙工場」だって、土日は休みですよ。「観光ではない、普段暮らしの富士山麓を子供達に知ってもらう」絶好の機会のはずなのですが・・・・。

 私達はよく、
「富士山の麓の人間は、日本で一番富士山を大事に思わない人間だ」
なんて自嘲をこめて言いますが、あれは身近にあって当たり前だからではありません。富士山について系統的に学ぶ機会や知識、ちょっとした事からエコシステムとの関係を見いだして感心するトレーニングを全く受けてきていないからなのです。「富士山の日は休日にしない」という宣言は、そういうトレーニングは必要ないと考えている、あるいは必要性について気づいてもいないと自ら告白しているようなものなのです。
 ちなみに、隣の富士宮市は休日にすることを決定しました。

 
 
「働く母親の反対意見」が云々出ていますが、どれだけの意見を集め、そのうちのどれだけが反対だったのかは一切出ていません。何のための「県民の休日」なのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、反対する人に対してはどう対応し、「ならば協力しよう」という企業や人とどう連携するかと言った話は棚に上げておいて、ちょっと声の大きな意見、都合のいい意見を取り上げて安易に「全会一致」してしまう(しかもろくに説明せずに「通達」一本で現場を動かす)この街の教育行政は「やっぱり田舎なんだなあ」と思います。

 まあ、市長が代わりでもしない限り変わらないんでしょうが、もう少し富士山のおひざ元としての自覚を持って動いてほしいもんだなと思いました。

 その日、県立高校教員の私はフリーです。富士山がらみの講演、実習オファー、お待ちしております(笑)。

posted by いとちり at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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