今年は2日目の「フィールドワーク・ワークショップ」だけに出ました。昨年日本で行われたアジア・太平洋大会のコースの「秋葉原ステージ」を使って、1時間半の巡検と、会議室を借りて40分間の「問題作成会」を行いました。
地理オリンピックのフィールドワーク試験は、「見てきた景観からどんな問題が出されるかを推理する経験を積む=普段から景観を観て自分で問いを立てる」ことが一番大切です。
チーム内のコミュニケーションと、マクロ&ミクロに対象を見るスキルが求められるのは、いずこの「代表」も一緒。東京・岐阜・広島から招集された選手達は、短い時間の中で濃密かつ有意義ななディスカッションができましたので、とりあえず合宿の目的は達成されたのではないかと思います。
昨年のアジア太平洋大会に出てくれたOB選手も駆け付けてくれて、大会前のコンディショニングなど、貴重なアドバイスをもらいました。あんまり知識を詰め込まず、頭をからっぽにしておいた方が先入観が入らずに、アンテナに引っかかって来るものが多いそうです(ほうほう)。
地理・日本代表は、7月28日からまるまる1週間、台湾に派遣されます。
第1回アジア・太平洋大会の引率で行った時は、外が「え!?」と思うくらいに暑かったのと、冷房がやっぱり「はい!?」というくらい涼しかったのをを記憶しています。
皆さん、気温差はものすごいですから、体調の管理には十分に気をつけて、行ってらっしゃい。
【リンク】
ナビゲーションで精いっぱいで何にも写真を撮っていません(役員さんが撮ってくれた今日の模様は公式サイトに追ってアップします。
とりあえず、昨年8月に行われた同コースでのフィールドワーク試験の模様の記事にリンクを貼ります。
地理オリンピック名物・真夏のフィールドワークテスト
(いとちり:2009年8月10日)
http://itochiriback.seesaa.net/article/137306331.html