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二宮書店の月刊誌、「地理月報」の裏表紙連載、「いとちりのGoogle Earthで地形を楽しむ」の第2弾に合わせたページを作りました。職員室に冊子が届いて「やべっ、作らなきゃ」と思い、夜なべしてしまいました。
「空港跡地がなんで地形やねん」という突っ込みがありそうですが、自然を思いっきり改変した後で、長い時間かけて自然に返るプロセスを眺め、無謀な空港建設政策を憂うのもまた地理かと・・・・・まあ、単に紹介したかっただけといえばそれまでなんですが(笑)。
次回は「断層線沿いに走る鉄道―先人の知恵を地図に見る」です。
多少“地形”っぽいですが、うーん、完全に趣味に走ってるなあ・・・・。
<地元ネタでちょっとうんちく>
空港跡地といえば、我が街富士市の富士川河口に、戦時中軍用飛行場が突貫工事で作られました。いきなり住民を立ち退かせたり、強制連行で連れてこられた人達を酷使したとか、結構えぐい歴史が語り継がれています。「靖国町」という地名が“いかにも”という印象を残しています。
戦後、米軍に接収されることもなく、土地は住民に返還されて今日に至りますが世が世ならここが「第二の普天間」になったかもしれませんし、正真正銘の「富士山静岡空港」になったかもしれないねなんてことを余談に話しています。
2010年06月10日
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