http://www.nichibun-g.co.jp/s-shakai/index.html
「教師用指導書の付録として準備しています」というアナウンスを見ると、児童一人一人に持たせるのではなく、先生が電子黒板などに映して使うことを想定しているようです。
5年生の社会と、6年生の社会、算数のコンテンツの一部が公開されています。内容はといえば、教科書がそのまんま画面になっている感じで、電子ブックのようにページがめくれるのと、重要語句にリンクが貼ってあって、それをクリックすると絵や写真が出て来るというシンプルな仕組みになっています。
小中学校を中心に教科書を出しているので、失礼ながら我々高校教員にはなじみの薄い会社ですが、数少ない高校の教科書のラインナップの中に「情報」があります。
情報の教科書の「理論」の部分(歴史とか原理とか)結構「へぇー」と思えることが多いです(CDでなぜ音楽が聴けるかとか、かなり詳しく説明しています)。ただ、生徒にパソコンに慣れさせたいがために「1に実習2に実習、34がなくて5に理論」というのが教科「情報」の定番であり、座学が敬遠されがちです。
それこそPCでの閲覧を前提とした「情報の教科書」を作って、写真や動画をふんだんに入れながら、「楽しく理論も学べる」ように持って行っても面白いのではないかと思いました。
【ちょいと立ち読み】


小学6年社会(上)
i-podと同じように、画面を拡大しても文字が荒くならず、改めてきれいなフォントで表示されます。拡大機能やペン機能は、電子黒板に投影して、「ここを見せたい(読ませたい)」という時に使えると思います。
本文の青い線をクリックすると静止画が、赤い線をクリックすると動画にリンクします。先生が自分で自由にリンクを貼れるようになったりすると便利ではないかと思います。