2010年04月25日

「“富士山の日”に休ませよ」プロジェクト

 いろいろと難航している「富士山の日」。静岡県教育委員会が「プロジェクトチーム」を作って市町村を説得しにかかるんだとか・・・・・。
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100414ddlk22010252000c.html
(毎日新聞:4月14日)

  静岡県のサイトの、うんと目立たないところに、今年の「富士山の日」の関連イベントの一覧表がありました。民間企業は結構乗り気なんですね。

http://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-223/menu.html

 ちなみに、商売上手な東京ディズニーランドは、平日に客を呼び込もうという戦略か、都道府県別に優待Dayを設けています。以下のサイトを見ると、各県の「県民の日」と、休校 or Notが一望できます。
http://www.dreamagic.jp/info/congestion/holidaylist.html

 なんだ、他県は結構休校にしてるじゃないですか・・・・・(!)。
 こちらは更に詳しいです。
http://www.project-nya.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=34

 地方の自治体の悲しいところなんですが、「東京もやっている」「みんなもやっている」というのは、結構殺し文句になります。「都民の日」「横浜開港記念日」「山梨県民の日」「千葉県民の日」「埼玉県民の日」みんな学校はお休みですね。「保護者の不安、受け入れ先を検討」だの、プロジェクトチーム」なんて名乗らなくても、「県民の祝日をやっている近隣の県に担当者を出張させて(日帰りで)話を聞いてくる」でOKのような気もします。

 ちなみに、静岡県の県民の日(8月21日)は、夏休み中ですが「登校日」だったりします。何か祝うかといえば、何も祝いません。西部の方にとっては、あまり面白くない日かもしれません(1876年のこの日をもって「浜松県」消滅)。

 浜松の市長さんが、議会で「道州制になったら、浜松と静岡は別の州に入るのが自然だ」と発言して物議(喝采?)をかもしだしましたが(→こちら)、浜松市教委は早々に「富士山の日は休まない」
と宣言しています。

 三島市教委も「休まない」宣言をしました。1万年物の駅前洞窟に、コンクリートを詰め込んだり、ここの行政の富士山に対するスタンスがいまいちよくわかりません(詳しくは、いとちり2010年4月22日付をどうぞ)。まあ、前知事の頃から県から「合併しろ、合併しろ」言われ続け「沼津市になるのだけは勘弁してくれ」とか、周辺の小さい町(でもリッチ)を合併しようと目論んで振られたりとか、現知事の対抗馬として出た方がこのあたりの方だったからとか、県に盾つきたくなるご事情はあるとは思いますけど、「お膝元なんだから、休みましょうよ・・・・・。」と思います。

 県制定の休日を一つ作るのに、随分必要以上に大騒ぎしているように思います。人気が衰えつつある政権与党(の推薦を受けた知事)に対する揚げ足とりのように見えてしまうのは私だけでしょうか。「うちは休まん」と言っている街、なんか見ていて大人げないですし、「これは深刻な問題だ」的な報道をしている地元メディアも、「なんだかなー」という感じがします。

 ただ、何度も言うように、知事も「美しい富士山を愛でよう!休もう!祝おう!」の一辺倒ではなくて、「年に一回ぐらい、富士山と自分達について、いいことも悪いことも考えてみようよ」というスタンスでいて欲しいと思います。構想を発表した今年初めに比べて、「運用は市や私学の経営者にお任せ」とトーンダウンしてしまっているのが気になります。著書のように、歯切れよくビジョンを語って、もっとリーダーシップを取ってもいいのではないかと思います。
 「富士山の日」、またぼちぼちウオッチして行きたいと思います。
 
posted by いとちり at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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