2010年02月17日

地図でハイチを救え!(13) 頑張れITO社

 イギリスの交通システム地図を作る専門家集団で、「ITO」という会社がありまして、今度のハイチ地震の復旧マップ作りにも活躍してます。“ITO”というのが何の略なのか、いまいちわかりませんが、かっちょいいアニメーションやプレゼンスライドのそこかしこに「ITO!」というロゴを見ると、何かくすぐったい気持になります。

 最初5分間ぐらい「日本人にもすごい人がいるもんだなあ。しかも同じ名字で」と感心して、プレゼンの動画が見たら白人ぽいのおじさんがジョークを飛ばしていてうーん、英語はうまいけど、何か顔が日本人離れしてるなあ」と思いながらも感心して見ていて、「・・・・・んー。何かおかしいぞ」と思い、会社のサイトを見たらまるきりイギリスの会社だということがわかりました。

 Peter Miller さんと Hal Bertramさんの共同経営で、Peterさんは、ロンドンのリアルタイムバス案内システムの製作などに10年以上かかわった交通情報のプロ、Halさんは、ソフトウエア技術者だそうです(同社のサイトより)。
 
 HONDAとかSUZUKIとかありますが、ITOは「イトウ」でなく、
 「アイティ オー」と読むんですね。恐らく・・・・。
 意外と「イトゥ!」かも(私自身、外国の方からたまにそう発音されます)。
 
  
【リンク】 
ITO社の公式サイトはこちらです。
 http://www.itoworld.com/index
 イトーの世界.com うーん、覚えやすい(笑)。

ITO社による地図アニメーションの動画コンテンツはこちらです。
トップにハイチのOpen Street Mapプロジェクトのイメージ動画や、イギリス全土の交通管制システムのプレゼン等が見られます。
http://vimeo.com/itoworld

 ハイチで地震が発生。世界中のボランティアが寄ってたかって電光石火のごとく、地図にデータ(道路やら避難所やら)を書き込んでいくイメージ。プロジェクトの趣旨をわかりやすく表現しています。

 実際、ハイチのOpen Street Mapは、こんな感じで日々更新され、進化しています。


OpenStreetMap - Project Haiti from ItoWorld on Vimeo.

実際の地図はこちらをどうぞ。道路の一本一本が、ボランティアによる衛星写真のトレースや、実際にGPS測量をした上で描かれています。
http://www.openstreetmap.org/
posted by いとちり at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ!ハイチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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