2010年02月11日

「体育館の立地」考

 今日は祝日ながら、久々に部活の公式戦で、静岡県内の某市に行きました。ここは、今時珍しく、市民体育館が駅から歩いて行けるところにあるのでよく行くところです。ただ、駐車場があまり広くないので、行く時は電車で行きます。
 今日は、たまたま2会場で試合があり、顧問も自分1人だけだったので、市民体育館と、第二会場の高校との間を片道30分、往復1時間かけて歩きました。ちょうど線路を挟んでこの市の中心部を縦断する形になります。今、授業でやっている都市の同心円モデルを頭に浮かべながら歩いてみると、なかなかにその通り。「やるなあ、バージェスさん」と思いながら、しみじみ観察してみました。

 某市の都市モデルを簡単に描いてみました。授業で使えるかもしれないので、教材ストックとして置いておきます。まあ、ピンとくる人は「ああ、あそこに行ったのね」とわかると思いますが・・・・実は城下町なんですよ。城の建物は跡かたも残ってませんけどね。


 開会式での役員さんからの注意
「近隣の住民から苦情が来ているので、体育館の前で、大きな声で談笑しないこと!!!」・・・・うーん、きっとこの体育館が建ったころは、周りは町工場ばかりで、高校生が叫ぼうが何しようが、それ以上に音が出るから苦情も何もなかったろうになあ・・・・。と思いながら聞いていました。今はそれらが売り払われた後にできたマンションや住宅に囲まれた中に、この体育館はあります。「苦情に押されて、移転も近いかなあ。便利なんだけどなあ・・・」と思ったりもします。

 体育館や球場などのスポーツ施設や学校(高校や大学)が、周辺の宅地化の波に押されてうんと郊外に移転するケースが増えているように思います。

 「スポーツ立国」とか「スポーツ立県」とか、掛け声は勇ましいのですが、「車に頼らなければ、競技一つできない(観に行けない)」「子どもにスポーツをやらせたければ、親の送り迎えが必須」なんてのも寂しいですね。

  だいぶ前に修学旅行で何度かお世話になったドイツの高校では、授業は早朝から午前中いっぱいでオシマイ(昨年ぐらいから「午後の部」が入るようになったそうですが)、生徒は一旦家でお昼ごはんを食べて、それぞれ地域の「クラブ」(所属校は一切関係なし)に参加するというスタイルでした。先生方は仕事したり、クラブのコーチ(あくまで地域の一員として)をしたり、様々でしたけど、グラウンド(必ず芝生)でも体育館でもプールでも、「徒歩か自転車で完結」するところにあって、いいなあと思いました。

 個人的には、スポーツはするより観る方が好きなので(特に、スタジアムで一杯やりながら観るなんてのは最高によろしいんですが)、何とかならないものかなあと思いました。静岡県内の施設は、立派なものは多いんですが、なにぶん車がないと不便すぎるところが多いように思います。Jリーグとか、あんな山の中でやらずにもっと街中でやれるようにしてもらえるとありがたいんですけど・・・・。

【リンク】

 体育館と言えば、静岡県と静岡市が綱引きをしている
「県立体育館移転問題」があります。静岡新聞のこちらのコラムに詳しいです。ついでに「県立図書館」もそろそろ古いので、もうちょっと便利なところに移してもらえるとありがたいです。 http://www.shizuokaonline.com/column_danmaku/2009/20090120104555.htm
posted by いとちり at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | City&Mt.富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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