特集は、「65歳からのGIS−行動するシニアのデジタル地図入門」
わたくし、初のプロデュ―ス企画でございます。
巻頭言にも書きましたが、もともと、GISに関するシンポジウムのまとめを編集部に売り込んだ際、「うちは、読者の70%が高齢者なので・・・・・」とやんわり断られたのがきっかけです。
地図好きなお年寄り=歴史好き、うんちく好き、パソコンなんてわかりっこない。「地図は紙地図・アナログに限ると思っている」という固定概念を取り払って、来るべき高齢社会に向けての巨大市場を攻略すべく、ならば、タイトルもそのまんま「65歳からの・・・・」にし、そうそうたる顔ぶれの助っ人をお願いしてリトライ。昨年の11月ごろにGOサインが出たという企画です。
オールカラーで480円。これは買いですよ!(笑)。
執筆陣の皆様には本当に無理なお願いばかりで迷惑をかけましたが、それぞれの立場からなかなか面白い提言を出していただきました。「街のパソコン教室でデジタルマッピングを教える」とおいうのもなかなかいいアイデアではないかと思います。「MANDARA超入門」とか、「町内会長のための地図太郎」とか、「ちょいワルオヤジのGoogle Earth―小僧にはできないマル秘テク―」とか、普通に出来そうな気もします。

巻頭コラム「町内会長のための防災GIS」(3~4p)
表紙(地図は私が描きました。ウサギとカメは、漫画家の江川達也氏)と、表紙の地図解説をまとめました。
chizu.pdf
「地図中心」の公式サイト
http://www.jmc.or.jp/book/mapcenter/index.html