2009年10月12日

MANDARA入門(農業編)in GIS講習会@慶応大学

慶応大学で行われた「GIS講習会」のテキストをアップします。

初めてMANDARAを開く方を念頭に、テキストを作ってみました。

今回は、教員の方だけではなく、NPOの方、設計関係の方が来られ、「なるほど、こういう場面でデジタル地図を使うのか」というお話が聞けてとても参考になりました。そうした方々にとっては、MANDARAよりも、もうひとつ紹介されたソフト「地図太郎」の方がニーズが高いように思います。

地図太郎の指南役の太田師匠は、今このソフトが処理できる最高峰(質も量も)のデータを使ってデモンストレーションをされたので(よくもまあこれだけのデータで動くなとつくづく感心しました)、「何やらすごく難しいソフト」というイメージを持たれた方もいらっしゃるかも知れませんし、「地図太郎」=身の回りの調査に使うソフトというイメージがついたかもしれませんが、実はもっと軽くて世界地理にも応用できるソフト(特にGoogle Earthとの相性はピカイチ)です。

「地図太郎」は、日々使ってはいるのですが、授業でいじってもらうことがない上、Google Earth教材を作るときに「縁の下の力持ち」的な利用をすることが多いので、あまりマニュアル化していない事に気がつきました。「いとちり版 地図太郎マニュアル」でも書こうかなと思った次第です。師匠が中学1年生相手に行っていた、4人1組に1台、地図太郎の入ったPCを与えてグループワークをする実践のビデオは目から鱗でした。 考えてみると、師匠が講師を務めた「先生のためのGIS活用研修会」に、札幌から生徒として出てから来年で10年になります。慶応普通部の太田師は、常に一歩も二歩も先を行く、教育GISの師匠です。

 “お料理教室”的な講習会もいいですが、新鮮な生データと、加工ニーズのあるところに積極的に「出前」(というか出張シェフ?)して行く必要があるのかなと思いました。MANDARAと地図太郎とGoogle Earth、ツールとしては安いですが、それだけあればかなりのものは料理できます。 ざくっと料理(地図化)させてもらって、ちょびっと教材用にテイクアウトさせてもらえれば一石二鳥です。 大量のデジカメ写真や整理したい地図データをお持ちの皆様、地図を使ったプレゼン等をしたいビジネスパーソンの皆様、是非ご一報くださいませ。

いろいろと展望が開けた1日でした。参加された皆様、どうもありがとうございました。

【マニュアル】

 lesson1.pdf 起動・シンプルな白地図を描く

  lesson2.pdf  統計入力用の表を取り出してExcelに貼って統計を入れて戻す

 lesson3.pdf 白地図同士を重ねたり、年ごとに時間を追ってパラパラ連続表示をする

【リンク】 地図太郎・MANDARA関係のマニュアルは、雑誌連載「いとちりGIS」にもあります。うーん、地図太郎が少ない・・・・。

人口地理(MANDARA) 国内(市町村)編  世界編

商業地理(MANDARA) 全国新規出店の大型店MAPなど

工業地理(地図太郎)  電話帳から特定の産業の工場分布図を描く 

それをGoogle Earthに載せていろいろ重ねる

 農業地理(MANDARA) 連続表示の応用 アスパラガスの月別輸入先の推移

 

昔やった「勉強会」のテキストです

MANDARAでずいぶんややこしいことをやっていたなと思います。

「地図太郎」を使えばだいぶ省力化できるところもあります。

 中国の教材化(MANDARA)2006年 10月

 身近な地域のデータ活用(MANDARA) 2007年3月

posted by いとちり at 05:52| Comment(1) | TrackBack(0) | マニュアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
地図太郎の制作している東京カートに在籍しているものです。
子供のころからの地図・地理好きが講じて地図を作る仕事をしている40おじさん(2児の父。兼業主夫暦7年)です。
先生の記事を拝見し感銘を受けメールしました。
と言っても「地図太郎」という記事に反応しているだけかも?
こんなに地図太郎を使っている人がいたのか〜と思うとうれしいですし、何か私たちにできることはないのか?とそわそわしています。
今後の先生のますますのご活躍を期待します。
Posted by 木之下 章 at 2009年11月27日 08:12
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