筑波より。2日目です。
いよいよ始まりました。アジア・太平洋地域国際地理オリンピック。
成り行きで司会進行のような役回りとなり、1年間に発するであろう英語の9割分ぐらいはしゃべったような気がします。聞き取りは3回聞いて、はいはいというレベル。インプットとアウトプットのバランスが取れないのが私の語学力です。耳が出来てないというか、生活の中にリスニングがないのでいかんです。メキシコの方も、台湾の方も、はるばる24時間かけて到着された、昨年度の開催国チュニジアの委員長先生も、英語がお上手(ご本人はフランス語版Windowsを使っていました。持込みのパソコンの設定を手伝いつつ、去年の写真や動画を見せてもらいました)。 まあ、この手の会合の場合、耳が出来た頃に「さよなら」となってしまうのがいつものパターンですが。
それはどうでもよいとして、今日のハイライトです。今日は午前中筆記試験(120分)を行い、お昼(ほか弁の幕の内弁当)の後、筑波大学のキャンパスツアー(その間に試験の採点)、明日のフィールドワーク試験のガイダンスとグループ別にフィールドワーク準備、夕食(元気寿司)ののち、宿舎へという日程でした。開始午前8時、終了、午後8時。12時間の競技。明日は終日外を歩きます。涼しめなのが少しの幸いです。 昼の浅草ランチ、夜の焼肉大会を楽しみに頑張ります。
〇開会式
筆記試験を控えているので、各国の自己紹介と、日程説明と簡素に行われました。
日本代表
合言葉は「We have come from Coast to Coast」
オホーツク海以外(太平洋、瀬戸内海、日本海、東シナ海)の海岸沿いの人たちが集まりました。 名実共に「全日本」体制のメンバーです。
メモを片手に挨拶をしているのが、チームリーダーの鹿児島県立屋久高校(屋久島)の永田先生。
メキシコ代表
数万人規模の予選を勝ち抜いた、精鋭です。
台湾代表
「黒一点」の台湾チーム。英語と韓国語に堪能な選手もいました。
リーダー2人に加え、実行委員会から2人の女性役員が来日されています。
オーストラリア代表
National Geographic社のバックアップによる揃いのユニフォーム。
各選手は州予選を経て、最終予選に出ましたので、それぞれ出身州が違います。
〇キャンパスツアー
大学院生のガイドによる、キャンパスツアー。「この音は、何?」メキシコの選手がセミをやたらに珍しがり、一同、「実物を見せてやろう」とのことで、しばらく木の側でセミ探しをしています。なかなか動けません。
大学の記念館、GIS研究室などを見学しました。
明日のフィールドワーク試験のガイダンス 個別ペーパーテストとグループ別プレゼンテーション審査を行います。
3〜4人のグループ(くじ引きで決めました)で、下調べの時間です。
明日は8時に宿舎を出て、一路、秋葉原を目指します。