2009年07月29日

お願い、ほどよく晴れて・・・!

 さあ、いよいよやってまいりました。地理オリンピックアジア・太平洋大会

 今週末、8月2日から6日まで、日本・オーストラリア・メキシコ・台湾の4カ国で「地理・アジア一」をかけての勝負です。

 てんやわんやの7月の仕事の合間を縫って、スタッフの先生方、ボランティアの学生さんは着々と準備を進めていらっしゃいます。かくいう私も、公式サイトの更新を着々と・・・・すみません。今、日本語サイトの原稿を提出しました。チェックを経て、間もなくアップされると思います。需要を考えて、実は英語版サイトの方を先に書き換えました。Google Mapを使ったフィールドワーク試験公式インフォメーションマップ渾身の一作・・・・というほどでもないですが、結構手間がかかりました。

 手間と言えば、スタッフ総出で廻ったフィールドワーク試験の下見。メイン会場が筑波大学であり、ナウな日本とレトロな日本、都会から郊外への開発の波を見せるなら、やっぱり、つくばエクスプレス沿線しかないでしょうということで、東京・埼玉・茨城の地理の先生方が総力を挙げてコースを作って下さいました。

 午前9:30秋葉原駅集合。歩き歩き、TX(つくばエクスプレスを現地ではこう略す)に乗っては降り、乗っては降りで、終点の筑波駅にたどり着いたのが午後5時。ひたすら暑い・・・・!問題を作るのは、各々の実行委員の仕事でありまして、選手たちは全く問題を知らされないまま8月2日を4人1組(国をMiXします)で歩き、 8月3日に初めて問題とご対面と相成ります。つまり、何を聞かれるか、考えながら歩かなければいけないのが地理オリンピック名物フィールドワークテストなわけです。 昨年は、灼熱のチュニジアの砂漠を2泊3日で走破して、ラクダに乗りながらテストをしたそうですが、モンスーン吹く関東平野を、自動改札で駆け抜けるフィールドワークもなかなかにタフです。

 台湾大会に出た時に思った出題のポイントは、@知識に頼らず、景色や地図から読み取れることを聞く(地元国の子に有利にならないように)A文字を読まなければわからないことは出題しない(漢字が読めない国の子に不利になるので)B納得いくような解答を用意し、明確な採点基準を設けられる(各国の先生方の前で出題方針と採点基準を“英語で”説明しなければならない上、先生方の突っ込みが相当きつい)。

 何を出そうか頭をひねりながら歩くという作業もかなり疲れます。手元には大量のデジカメ写真が・・・・・。宿題を抱えた子供のようです。地理オリンピック、教師も相当鍛えられます。

 8月3日は今のところ曇り時々晴れ。ほどよく暑い程度でお願いしたいものです。

 

 rice1.jpgakihabara1.jpg

 Q 屋敷林のある家と田んぼです。秋葉原の電気街です。

  さあ、どんな問いを立てましょうか?

【リンク】

台湾帰国速報(いとちり2007年07月18日)

ちょうど、フィールドワーク試験の採点会議で「うーん、わかんない」と悩む場面が。

http://www.itochiri.jp/article/13194621.html

地理オリンピック引率記(いとちり2007年9月1日)

月刊「地理」に寄せた帰国レポート。なんか熱いこと、書いてます。

このときお世話になった台湾の先生方と再会できるのが、今からとても楽しみです。

http://www.itochiri.jp/article/13203154.html

posted by いとちり at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 地理オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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