2009年06月12日

地理教師の静岡空港巡検記(1)島田駅〜空港へ

 やっと写真が見られるようになりましたので、静岡空港の巡検記をぼちぼち書いていきたいと思います。

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 富士山の麓から、ロングシートの通勤電車に揺られて1時間。島田駅に着きました。

 改札口を過ぎたところの窓に手製の静岡空港→」の紙があるのみで、特に目立った案内もありません。

 にぎにぎしい看板でもあろうかと思いきや、ちょっと拍子抜けです。

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shimada31.jpg「静岡エアポートライナー」 と、名前はかっこいいんですが、メインゲート(?)駅から空港までが1日5本というのは悲しすぎます。この日、次のバスが来るまでたっぷり1時間10分待ちました。うーん、電車で移動した時間の方が短い。

 きっと、「飛行機乗ってた時間の方が短いぞ!」と怒る人もでるんじゃないでしょうか。

 

 

 

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長い待ち時間を使って島田の駅前を街歩き。

平日のためか、車も人もガラガラ。典型的な 「シャッター通り商店街」です。 本屋さんで島田の地形図を買ったら「平成8年修正」版。新空港が載った新しいものは「まだ入荷していない」そうです。「バスで行くの。いや、ごくろうさんだね。不便でしょ。ごめんなさいね」と店長さん。コンビニ一つない駅前。時間つぶしは大変です。宿場町の上、 扇状地で水がきれいと見えて、和菓子屋さんが多いです。あと、駅前には製紙工場も。我が街と同じシチュエーションに親近感というか、同情の念が湧いてきます。

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小さな小さな観光案内所は「Closed」商売っ気はありません。

福岡、札幌、那覇の街のバックに富士山の合成写真ポスター。

オリジナルの景色は、手前に煙突の森ですが・・・・(苦笑)

              (詳しくはこちらの記事

 

 

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 1時間後、バスが来ました。

 空港見学の人で満員です。皆さん帰りのバスの時間を気にされていました。「帰りはタクシー相乗りしましょうか?4人で乗れば、1人900円よ」という相談も。バス便の少なさは、タクシー会社への配慮か・・・・?

 

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バスは大井川を渡ります。

江戸時代には防衛上の理由から橋を架けるのが禁止され、人足の肩車か駕籠に乗ってしか渡れなかった大井川。明治維新後に橋が架けられ、リストラにあった人足と、江戸を追われて駿河に移住した旗本達が開墾したのがこの牧の原台地.「お茶処静岡」のルーツともいえる景色です。橋を渡ると目の前は一面の茶畑。外国語を含めて、ちょいと観光アナウンスを入れてもいいんじゃないでしょうか。

 

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 新幹線の下をくぐり、左に曲がって台地をのぼるとそろそろ空港です。地形図を見ると、新幹線は空港の滑走路とターミナルビルの真下をトンネルで通過しています。

 この空港を作るとき、「あわよくば新幹線と直結」というのが、他の候補地に勝った主たる理由のようですが(あと、今の県知事の地盤がこの辺ということもあるかもしれない)、JRが猛反対して、今のところ新駅の計画はありません。

 もし「静岡空港駅」ができれば、静岡駅まで10分、浜松駅まで25分、新富士駅まで30分もあれば着くでしょう。ただ、いくら速いからと言っても、何十億円かけて駅を作り、それを何年かけて回収できるか、これだけ「のぞみ」がばんばん走っている中で、どうダイヤを組むか、ライバルである飛行機のために「敵に塩を送る」行為をしたくない等々、「絶対嫌です」と言う、JRの言い分もわかります。 リニアが走って、新幹線の列車が全部「こだま号」になって、余裕が出たら・・・・・どうかな?というレベルじゃないでしょうか。

 空港周辺は、滑走路の延伸工事の真っ最中でした。埋立地のような盛り土が道路を挟んで延々と続いていました。島田駅から25分。長い待ち時間とは対照的に、快適な、スムーズなドライブでした。

posted by いとちり at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡空港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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