2009年03月22日

お疲れ様でした!

 2009年地理オリンピックに参加した皆さん、お疲れ様でした。 3月20日、無事に終了しました。

 200名以上の受験生が全国13会場で同時に取り組んだ試験です。監督もかなり緊張しました。

 静岡会場では、2名の先生にお手伝いをいただき、地元のテレビの取材も受けました(夕方とお昼のニュースでちらっと流れたようです)。

 会場は、受験生が想定以上に多かった上、会場が横に長かったため、「マルチメディア」の試験が大変でした。両サイドの机を斜めにし、前の人に頭を下げてもらったりして協力してもらいましたが、なんとか見えるぎりぎりだったようで、ご迷惑をおかけしました。来年度は余裕のある会場の選定と、念のためにサブスクリーンを用意するなどの工夫をしたいと思います。

 我らが吉原高校からは、自分が地理を教えた理系高2の皆さんに加え、授業には地理がない国際科2年生の皆さん、現社を担当した1年生の皆さんにもたくさん足を運んでもらいました。

P3200009.JPG

 「地名や知識をどれだけ知っているかどうか」ではなく、「資料や地図を見て考える力、本質を見抜いて表現する力を問う」のが地理オリンピックです。高校地理を習っていない皆さんには、過去問解説と、現代社会の資料集を使っての「にわか対策講座」をさせてもらっただけですが、うんうん唸りながら、辞書をめくりめくり、2時間近く記述問題と格闘している皆さんの姿を見て、とても嬉しく思いました。「日本代表」を争う、トップアスリートの戦いがある一方で、参加することに意義がある、「市民ランナー」的な参加もありなのではないかと私は思います。昨年もそうでしたが、「面白い!よっしゃ、受けてみようと、たくさんの生徒が名乗りを上げてくれる学校、そしてその学校の教員であることを、お世辞抜きで誇りに思います。 浜松あたりで好んで使われる、「やらまいか精神」が息づいています。

 吉原高校の皆さんも、吉原高校以外の受験生の皆さんも、先生方も、電車で1時間近くかそれ以上揺られて会場まで駆けつけてもらったかと思います。全国では、電車で3時間も4時間もかけて会場に行かれた人もいるかと思います。その熱意が結果に表れるといいですね。もっと身近な、もっと開かれた地理オリンピックにできるよう、スタッフの一員として頑張って行きたいと思います。 一指導教員としては、英語問題の対策が必要だなと思いました。以前、このサイトでも紹介しましたが、

本気で世界を目指すのならば、「英語で学ぶ地理」の勉強もある程度必要なのかもしれません。

  1年生の皆さん、中3で参加してくれた皆さん、来年の世界大会は海外ですね。チャレンジを待っています。 なにはともあれ、皆さんお疲れ様でした。

【リンク】

 今更ではありますが、「英語で地理」の自己リンクです。

 〇英国式:英語で地理を学ぶ方法(2008.3.19)

 http://www.itochiri.jp/article/13252606.html

 イギリスで「暗記カード」は意外な気もしますが、必要なことがコンパクトに収められていて、全面カラー刷りで、とても役に立ちます。

 いくら「考える力」があっても「表現する力」がなければ「表現していない」と同じです。地理用語や表現など、語学の学習よろしく「丸覚え」はある程度必要なのかなと思います。まずは「型」を身につけてから、それを自在にアレンジしていくのが世界に通用するGeographerへの近道なのではないでしょうか。

 普通の英国人も、英語を母国語としない移民の中学生達も、進学するために必死になってこのカードをたぐっているのかなと思うと、自分も勉強しなきゃなと、身が引き締まる思いがします。

 

posted by いとちり at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 地理オリンピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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