2018年09月18日

レジュメ先行公開(9/22静岡大学地歴教員養成講座)

 今週末となりました。

 配布用のレジュメを大学に提出しましたので、こちらで先行公開します。
   予告では「オーストラリア地誌」となっていますが、進度の関係で「アメリカ地誌」で行います。
 今、まさに授業でやっている単元の授業を再現したいと思います。

 タブレットを持っていきますが、Wifiにはつながりません。
 模造紙を使えば様になるかもしれませんが、準備が面倒なのでB4用紙2枚を貼りあわせます。
 ないない尽くしの「現場」の雰囲気を感じて頂ければと思います。

 じっくり「作品」を仕上げるのではなく、限られた時間の中で取捨選択して「説得力あるプレゼン」を求めます。
 学校の授業でも、このスタイルは手掛け始めたばかりですが、他の作業と組み合わせてルーティン化することで、
 基礎学力がつけられるのではないかと考えています。

 学生さん(主に歴史を専攻する)向けの講座ですが、一般の方の参観もOKとのこと。

 お時間があれば、是非静岡大学に足をお運びください。
 詳しい日程は、主催者のサイトをご覧ください。
  
日時:9月22日(土) 13:30〜
場所:静岡大学静岡キャンパス人文社会科学部B棟302教室
poster.jpgポスター(PDF)     

reju01.jpg   
レジュメ 20180922.pdf

 
posted by いとちり at 21:44| Comment(0) | イベント・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

地歴教員養成講座(静岡大学)講演のお知らせ

 静岡大学の人文社会学部で行われている連続講座、「地歴教員養成講座」で講演と模擬授業を行います。
 テーマは「教えない地理―毎日できるアクティブ・ラーニングー」としました。チラシを作った時点(4月)では、オーストラリア地誌としていましたが、今まさに授業で扱っているアメリカ地誌を取りあげます。
(チラシはこちら↓)
koza-shizudai.jpg

日時:2018年9月22日(土)13:30〜
会場:静岡大学人文社会学部 B棟302

  レジュメ・スライドを書き始めたところですが、今回は高校地理の授業(地理A)を4つの観点から分けた上で、それぞれの方向性に合わせた授業について、体験的に考えてもらおうという趣旨でいます。
 キースライド(ワークシート)を作ってみました。

 地理をうまく教えよう、生徒達に力をつけようと思う時に、私たち教師が取る4つの方法論です。
 どれが正しいとか、どれが新しいとか、ウエイトを置くべきといったことはなく、この4つの方法を組み合わせて、生徒主体の授業が出来れば良いかと思います。

key-slide.jpg
 TおよびUは、「教える地理」です。地名や国名、統計データや主題地図が示す特徴を読みとり、的確な答えを導き出す訓練(あるいはそのための方法の伝授)、都市や地名の位置を白地図に正確に写し取るトレーニングです。ただ、教科書の内容を整理して一方的に講義する性質のものではありません。監督が練習メニューを作り、指示を出して取り組ませる、ゲーム形式の練習に取り組み、技や得点パターンを身につけさせるような感じです。Uでは、センター試験や「地理オリンピック」の問題を出してみようと思います。

 VWは、「教えない地理」です。答えを教えるのではなく、あらかじめ定めた目標に到達するために、質問を与え、選択しを提示するなどして、生徒が自分の意思と言葉で学び、腑に落ちる経験を支援する、コーチング的な手法です。Vでは、「アメリカの適地適作の特徴を理解する」ために、模式図を使った白地図ワークをします。

keyslide2.jpg

 Wは、大きな白地図に生徒が自由に主題図を描いてプレゼンをするグループワークです。
 どんな地図を選択するか、地図同士をどう組み合わせるか、関連性を見いだしてどんな仮説を立てるか等、グループの到達目標に向けて、どんな助言や質問をして行けばよいか、実際の授業を踏まえた上で検討していただこうと思います。
 昨年、Wにあたるワークを研究授業で行い、今年3月に日本地理学会で発表しました。その時は、文字通り「実験的な授業」でありましたが、その時の反省を踏まえて、より汎用的に実践できるよう、教材準備(ソフトウエアや利用する用紙など)にも改良を加えて取り組みます。学会での報告は、いとちり(2018年3月23日付)で紹介しています。



講演後に、配布資料・スライド等を公開します。
どなたでもご観覧いただけます。
どうぞよろしくお願いします。

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2018年08月26日

地図学カレッジプレゼンスライド(富山大学)

 日本地図学会の公開講座、「地図学カレッジ」でお話させていただきました。
 地理の先生方だけでなく、「地図」関係者の皆様に、「高校地理・必修」に向けた現状と課題、および「全国チェーン展開」に向けた有望なコンテンツを紹介させていただきました。
 以下、スライドと、フィールドワークで使った資料を載せます。

〇プレゼンスライド
プレゼンの中で出てくる教材のダウンロードに関しては、以下の記事にリンクが貼ってあります。
地図学カレッジ作業用サイト(いとちり:2018年8月22日付)

フィールドワークで使った地図のスクリーンショット

Avenza Mapsによる富山市内のフィールドワークの記録
赤い点は、富山大学・大西先生が今回のフィールドワーク用に作られた「マスの寿司」のお店のKMLファイルです。

masu-work.jpg  masu-work2.jpg

〇ゼンリン「まち探検キット」
   
 同じセッションの話題提供で、(株)ゼンリンがこの夏売り出した小学生向けの自由研究教材のデモがありました。
 地理をこよなく愛する「地理女子」な新入社員が、社内コンペで優勝し、地方支社から東京の企画部門に転じて一気に商品化にこぎつけたという商品です。シンプルながら、非常によく考えられたフィールドワーク用の教材。今日は、開発を担当された社員さん御自らプレゼンしていただきました。
 折り畳み式の画板とシールが入っていて、調べ学習に使う白地図は、自分で専用サイトから取り出します。小学校区で検索すると、対象地域の1000分の1の住宅地図の白地図が現れ、A4用紙で分割印刷できます。サンプルは、「お店屋さん調べ」ですが、まっさらな白地図に何を載せるか(子供に載せさせるか)は、まさに保護者の腕の見せ所。
 白地図印刷ができるプラットフォームはそのままに、「地理院地図」等を使って「保護者サポートサイト」を組んでみても面白いのではないかと思いました。1セット1000円で、ダウンロードできる回数と日数(夏休み1回分が目安)になっているのが、ちゃんとビジネスになってます。「大人の街歩き」への応用など、今後の商品ラインナップに注目したいところです。
machitanken.jpg



posted by いとちり at 19:59| Comment(0) | イベント・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

地図学カレッジ(日本地図学会@富山大学)作業用サイト

 この記事は、富山大学で行われる「地図学カレッジ」の伊藤担当分のデータ配信サイトです。
 レジュメはこちら。

@Google Earth用データ(ダウンロードして開いてください)

 earth.jpg Google Earth(iOS版ダウンロードサイトはこちら)
 Google Earth(Android版ダウンロードサイトはこちら)

(洪水想定水深)
(富山市ハザードマップ)
toyama001.jpg hazard001.jpg
AAvennza Maps 
アプリサイトのページへ 
QR_Avenza.jpgavenza.jpg
地形図の取り込みをマニュアルにしてみました。
manyu-hyoshi.jpg

BStroly
トップ画面へ
サンプル地図 富山市路面電車沿線マップ

toyama.jpg

CMaplat 
アプリ版ダウンロード
 使い方マニュアル

Maplatを用いたWebアプリの例        
〇ぷらっと会津若松
〇ぷらっと奈良
〇ぷらっと館林

tatebayashi.jpg





posted by いとちり at 16:55| Comment(0) | イベント・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地図学カレッジ@富山のご案内

 今週末、富山大学にお邪魔します。
 主査をさせてもらっている日本地図学会の学校GIS教育専門部会の主催で、「地図学カレッジ」なるイベントを行います。

 「地理学」ではなくて、「地図学」です。教科や職種(別に学校の先生でなくても)に関係なく、進化する「地図」をどう使い、学びにつなげていくか?がテーマになります。
 私の担当は、「モバイル」。iPad地図帳(オンライン版・オフライン版)、スマホで使えるアプリの紹介を軸に、地図の「iPod的な使い方」(たくさんの地図を一つの端末に詰め込んで持ち歩き、切り替える)や、フィールドメモ帳的な使い方を紹介します。
 「デジタル=先駆的」「紙地図=一世代前の媒体」という捉え方はしません。昨日の柏崎でのフィールドワークでも話題になりましたが、デジタルの地図(特にスマホの小さな画面で見る地図)には、様々な限界があります。見やすさ(視野の広さ、直射日光の下ではまず×)、操作性、メモ等、紙には到底かないません。対立的に考えるのではなく、紙の地図の良さとデジタルのよさを組み合わせながら(両方見ながら)使いこなすのがベストだと思います。

 私以外の講師陣、大変充実しています。レクチャーの後はミニ・フィールドワークも予定されています。
 直前のご案内ではありますが、ぜひ足をお運びください。
 以下、日程とWEBサイトへのリンクを貼ります。

1.日時 2018年8月26日(日曜日)13:00〜17:00
2.会場 富山大学 五福キャンパス 人文学部棟2階 第3講義室
3.費用 ¥1000(資料代として)

会場への経路等、詳しい情報につきましては、学会のプログラムをご参照ください。
試作品として、Webによる地図配信、共有サービス”Stroly”(https://stroly.com/)で、富山市の路面電車沿線マップを作っていました。スマホで開いても見られると思いますので、お試しください(画像かURLをクリックすると地図が出ます。地図の範囲内に行けば現在地が出ます)。
toyama.jpg
QRコードです。
QR002.jpg
〇当日、会場で使っていただくデータサイトが出来ました。
 レジュメもアップしましたのでご利用ください。









posted by いとちり at 07:22| Comment(0) | イベント・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする