2024年09月29日

地図のキッチン@金沢 データ集

10/5(土) 地図のキッチンのデータです。
hinanjo.mdrmj(2024能登半島地震による開設避難所と最大避難者数)]
kanazawa-city.mdrmj(国勢調査区別金沢市の人口と増減)
gyogyo.mdrmj(石川県の市町村別漁業従事者数と増減)
pop-ishikawa.mdrmj(石川県の市町村別・年代別人口)
toilet.mdrmj(石川県内の公衆トイレの位置)

【一括ダウンロード】(Zipファイル圧縮)

【ダウンロードできない場合はこちらから直接開いてください】
hinanjo.mdrmj (ブラウザ閲覧用)
kanazawa-city.mdrmj(ブラウザ閲覧用)
gyogyo.mdrmj(ブラウザ閲覧用)
pop-ishikawa.mdrmj(ブラウザ閲覧用)
toilet.mdrmj(ブラウザ閲覧用)

【MANDARA JSはこちらです】

【マニュアルはこちらです】
manu-PC.pdf(パソコン用)
]

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2024年09月04日

MANDARA JS/ロイロノート対応 塗り地図マニュアル(農業イントロ編)

 前回掲載した「MANDARA JSマニュアルですが、Chrrome Bookからアクセスしたところ、一部機能が動作しませんでした(属性データへのデータの貼り付け)。ブラウザのバージョンの問題かもしれません。

 作図の方法を一部変更し、地理総合の「農業」の分野のイントロとなる実習のマニュアルとワークシートを作りました。
 勤務校の学習システムが「ロイロノートfor School」なので、ロイロノートからデータを配布する(資料箱に取りに行く)
 形をとっています。Google ドライブ等も利用できると思います。

 まずは「MANDARA JS」で地図を描いてみることに主眼を置いています。
 統計データの再計算と地図への反映など、Web環境でできることをこれから試していきたいと思います。

 マニュアルとワークシート、データ(csv形式ファイル)を載せます。

manyu001.jpg
【データ】
sheet1.jpg
【統計データ(使い方はマニュアル参照)

posted by いとちり at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月31日

MANDARA-JS対応 「塗り地図」レシピ

新学期に行う「地図の調理実習」用に、レシピを3本書きました。
Web上で動くGISソフト”MANDARAーJS”を使った白地図の塗り分けです。
元データは帝国書院の「社会科調べ学習用統計データ」をお借りしました。

都道府県のデータを使って仕組みを理解し、それ以後は系統地理のジャンルに合わせて(農林水産業・工業・宗教など)データを白地図で塗るスポット実習をしようと思っています。
PDFファイルで置きますので、アレンジして使ってみて下さい。

【その1】都道府県編(1)(データの取り込みから作図まで)
001.jpg
【その2】都道府県編(2)(データの重ね合わせなど)
002.jpg
【その3】世界地図編(農産物上位20カ国の図示)
003.jpg


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2024年08月27日

地図のキッチンin金沢 10/6(土)開催

 学校の「地理総合」の授業でやっている「地図の調理実習」を一般向けにアレンジして体験していただく企画、「地図のキッチン」。これまで2回、地元:富士市で行いましたが、3回目は地元を離れて石川県金沢市で行います。
 国土地理院が毎年行っている巡回展示「地図展」のイベント会場をお借りして、10月5日(土)に、金沢駅構内で行います。内容は、地理院地図や今昔マップなどを使った地元の地図の教材化、分布図や塗り分けなど、ちょっと手の込んだ”料理”を
お伝えできればと思っています。地元の高校でGISをバリバリ使っている先生とのコラボです。詳細はまたこちらのブログで流して参ります。

 PDFファイルのチラシをつけます。チラシの中のQRコード、あるいはこちらのリンク先から申し込みフォームが開けますので、ご参加の方は必要事項をご記入下さい。

chirashi.jpg

「地図展」の案内はこちらです。
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2024年08月25日

高等学校「地理総合」における通年型「地域調査」実践の試み(地理教育学会)

 名古屋学院大学で行われた、日本地理教育学会で発表しました。
 地図の調理実習の概略と、1学期までの実践報告です。

 フィールドワークにGIS、「時間も、設備も、スキルもない」とぼやく現場と、「学習指導料の理念が全く浸透していない」(なんとかせい)と鼓舞するマネジメント側・・・どっちもどっちなんですが、忘れてならないのは、素材の目利きも料理(地図描き)も、一朝一夕ではうまくならないということです。

 春先にちょろっとGISを体験させて、ずーっとほっぽらかして、3学期になって思い出したかのように「防災」を講じて「さあ、なんか調べてレポートせよ」といって、前菜からデザートまでのフルコースを作れるでしょうか?成績になるからといって、一度に200人前を賞味する1人の教員のために腕によりをかけてレポートを書くでしょうか?まあ、何もしなければそういう「お品書き」なのです。

 「ほぼ毎時間GIS」も、「学期に3回調理実習」も、決して奇をてらった実践ではありません。料理にせよ、勉強にせよ、うまくなりたければ毎日のように道具に触って、手を動かして、オーダーに答えなければなりません。また、全員が全員プロの料理人になるわけではありませんが、常に誰かに見せる(試食)を繰り返すことで、スキルアップしていくのではないでしょうか?

 「サラダロール」「ちらし」「ピクルス」など、学会発表らしからぬ用語が並んでますが、それぞれのネーミングは、やってもらいたいことを端的に表しているのではないかと思いますし、「調理実習」にふさわしいと思います。おかげさまで、これらの「単品もの」のノウハウ
と、「コース料理」(テーマを定めた探究レポートのヒント)をまとめたレシピ集の出版企画が通りました。来年の春頃には、全国の高校の教室で「ねぇねぇ、宿題の”ちらし地図”やった?」「お前の照り焼き地図、やばいなー」みたいな会話が展開されるものと・・・。

  地理総合のノウハウの土台を固めて、来年はこの上に「地理探究」の面白い実践を建てられればと思います。
  発表スライドをどうぞ。

gakkai20240825.png


posted by いとちり at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界地理の教材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする